内容説明
20世紀最高のリーダーが渾身の力をこめて書いた人間ドラマ。なぜ彼らは、あえて苦難の道を選んだのか?時代を超えてよみがえる、情熱と気迫の人間論。1950年代の全米大ベストセラー、ピュリッツァー賞受賞作、待望の復刊。
目次
勇気と政治
1 変化の時代(ジョン・クインシー・アダムズ―「公職者は世の人々の召使ではない、神の召使なのだ」)
2 対立の時代(ダニエル・ウェブスター―「マサチューセッツ州の人間としてではなく一人のアメリカ人として」;トーマス・ハート・ベントン―「私は中身のないにわか人気を嫌悪している」;サム・ヒューストン―「自分が裏切り者と呼ばれていることなど眼中にない」)
3 混迷の時代(エドムンド・G.ロス―「私は自分の墓を覗きこんだ」;ルーシャス・クインタス・シンサネイタス・ラマー―「今、私は忠実であるべきか、不誠実でなければならないのか」)
4 葛藤の時代(ジョージ・ノリス―「真実を伝えるために帰ってきた」;ロバート・A.タフト―「自分自身の考えを貫き、自分自身の人生を生きる」;勇気ある人は他にもいる―「もし私が一人の命を守ることができるなら」;勇気の意味)
著者等紹介
ケネディ,ジョン・F.[ケネディ,ジョンF.][Kennedy,John Fitzgerald]
1917‐1963。アメリカ合衆国第35代大統領(在職1961~63年)。マサチューセッツ州に生まれる。ハーバード大学卒業後、海軍に入隊し第二次大戦中に太平洋戦線での作戦に参加。戦後、政治家となることを決意し民主党に入党、1946年にマサチューセッツ州から下院議員選挙に出馬し当選。52年には上院議員に選出された。議員として活躍する一方、病気療養中に執筆した『勇気ある人々』はベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞。60年の大統領選挙で民主党の候補者指名を謝け、「ニューフロンティア精神」を掲げて共和党候補ニクソンと闘い当選、史上最年少(43歳)で大統領に選出された。キューバ危機の回避やベルリン危機への対応など冷戦下の外交問題で成果をあげ、内政面では公民権運動を保護し人種差別と闘ったことで知られる。63年、テキサス州ダラスで遊説中に暗殺された
宮本喜一[ミヤモトヨシカズ]
翻訳家、ジャーナリスト。1948年奈良市生まれ。71年一橋大学社会学部卒業、74年同大学経済学部卒業。同年ソニーに入社し、主に広報とマーケティングを担当。94年マイクロソフトに入社し、マーケティングを担当。98年独立し、本格的に翻訳・執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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