内容説明
あれかこれか―危機に直面したとき、二者択一の選択をする前に「第三の道」を考える。二十一世紀の現在と同じような閉塞状況にあった幕末、坂本龍馬が追い求めた「第三の道」とは―。土佐が生んだ地球的規模人間・龍馬。その広い視野と自由奔放の行動力で、日本最初の株式会社海援隊を組織し、薩長連合から大政奉還への道を切り拓いた。世界の中の日本を構想しながら、志なかばで凶刃に倒れた龍馬の人間味あふれる魅力とユニークな発想を明快に語る。いま、なぜ龍馬なのか。
目次
第1章 自己変革の土壌を耕し続けた龍馬
第2章 独創的な人間関係を確立した龍馬
第3章 経済的視座を重視した龍馬
第4章 自分の魅力を自分でつくり出した龍馬
第5章 複眼でものを見つづけた龍馬
第6章 理想主義と現実主義を一致させた龍馬
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京都生まれ。1944年土浦海軍航空隊に入隊。戦後は目黒区役所を経て東京都庁に入庁、都立大学事務長、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任したのち、1979年に退職、作家生活に専念。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。また日本各地の中小企業団体、自治体、文化グループなどを対象に、精力的な講演活動も行なっている。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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