新人物文庫<br> 坂本龍馬に学ぶ

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新人物文庫
坂本龍馬に学ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404037381
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

内容説明

あれかこれか―危機に直面したとき、二者択一の選択をする前に「第三の道」を考える。二十一世紀の現在と同じような閉塞状況にあった幕末、坂本龍馬が追い求めた「第三の道」とは―。土佐が生んだ地球的規模人間・龍馬。その広い視野と自由奔放の行動力で、日本最初の株式会社海援隊を組織し、薩長連合から大政奉還への道を切り拓いた。世界の中の日本を構想しながら、志なかばで凶刃に倒れた龍馬の人間味あふれる魅力とユニークな発想を明快に語る。いま、なぜ龍馬なのか。

目次

第1章 自己変革の土壌を耕し続けた龍馬
第2章 独創的な人間関係を確立した龍馬
第3章 経済的視座を重視した龍馬
第4章 自分の魅力を自分でつくり出した龍馬
第5章 複眼でものを見つづけた龍馬
第6章 理想主義と現実主義を一致させた龍馬

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京都生まれ。1944年土浦海軍航空隊に入隊。戦後は目黒区役所を経て東京都庁に入庁、都立大学事務長、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任したのち、1979年に退職、作家生活に専念。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。また日本各地の中小企業団体、自治体、文化グループなどを対象に、精力的な講演活動も行なっている。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

28
古本屋で購入。これまで坂本龍馬中心の書籍を振り返れば読んでいなかったこともあり、深掘りする良い機会とのことで手に取り読了。タイトルの通り、龍馬から何を学べるか?という視点で進められていきますが中でも船中八策をテーマとする節が学び多く楽しませてもらいました。2018/04/30

BIN

5
坂本龍馬の歴史を見ながら、ところどころビジネスとしていかせそうな視点を述べられたものです。yesかnoかの2択ではなく第3の道が見つけられればいいんですが、当事者はなかなか難しいんですよね。独創性を持つのは難しいかもしれないが、応用力は持ちたいところです。龍馬ではないですが、長州藩は関ヶ原の戦いの恨みがあるとのことですが、自業自得なのに何を言ってるんだといつも思ってしまいます。2023/07/24

Yuki Watanabe

5
童門冬二さんの作品はすごく読みやすい。ビジネスマンの視点で記載されているのですっと身体に落とし込まれてくる。 『他人の評価は気にしない。きにするのは信じた人一人だけ』 薩長同盟を結ぶ際も、日本を見ているのか?藩を見ているのか?視点の違い、評価の認識が違いが見えてくる。2015/01/14

ともとも

2
坂本龍馬先生のおおらかさ、優しさ、 それが先生の強さなのかもしれない。 そんな先生の生き様に、男としての自信・正々堂々さ。 それらが、自分にはない要素を感じ、坂本龍馬先生を尊敬して、 心の師として仰いで良かったと改めて感じてしまいました。 その、坂本龍馬先生の生き方を解りやすく記された本著。 これからを生きていくためにすごく参考になるなぁ~ と思いながらも、私も坂本龍馬先生に近づきたい!という気持ちが ますます、強くなってしまいました。 2012/06/21

amabiko

1
龍馬ブーム到来。家の中にある龍馬本を手当たり次第。この著者の単著を初めて通読してみたけれど、歴史書や伝記というよりはビジネス書ですね。松浦玲『坂本龍馬』の後で読んだから余計、史実に「大らか」な点が目立ちます。「英将秘訣」を龍馬の著作ではないと紹介しながら、別の箇所では都合よく龍馬が「いいそうなこと」として引用しているあたりも疑問。「坂本龍馬を学ぶ」本ではなく、タイトル通り「坂本龍馬に(生き方を)学ぶ」という本なのでしょう。2014/05/06

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