内容説明
時代劇・時代小説でおなじみの江戸社会の舞台裏―奉行所与力から御庭番、縁切り寺役人まで、江戸幕府をささえた役人・役職をわかりやすい読み物形式で完全解説。幕府の役職が一目でわかる折り込み付録と基礎講座つき。
目次
大江戸役人役職名鑑(将軍の片腕;将軍様とお近づき;おいしい役職;公儀方007;探偵・諜報括瞳が本業;江戸の治安はおまかせ;この道一筋のまじめ人生;戦国は遠くになりにけり)
大江戸お役人基礎講座(江戸幕府の職制の特色;旗本と御家人の違い;寄合・小普請の生活;昇進コース;服務規定)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
46
なかなかためになる本。現在でも似たり寄ったりの役人がいそうでダブらせると面白い。小納戸なんて、職務が広くて大変だなあ(笑)最後の方にある大江戸お役人基礎講座は判りやすくて良い。歴史好きなら是非ご一読の一冊。2012/05/07
佳音
26
これ読むと時代小説が二倍楽しめるよw 宮部みゆきの『三島屋変調百物語参之続』を読後手にとったら面白かったもの。よかったら手にとってみてね。図書館でGETできる可能性高し。2013/07/24
総代
3
書評用。江戸幕府の定めた役職役柄を解説。読みやすいが、内容はやや批判的。逆引き的な使いかたができるので、時代小説書きたい方にも便利かも。2011/05/31
つばき
1
お庭番や隠密廻りがどういう役職だったのか、どんな人が奥医師になったのか、役人関係のそういう疑問が解決しました。参考になります。 2012/06/14
ゆたり
1
江戸時代というか江戸の役職が主かな。2010/12/20
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- 和書
- 宇宙に花火を。