出版社内容情報
宇宙に花火をあげて、世界中の人を笑顔にしたい。
それが少年時代の空の夢だった。
「そんなの無理だ」と周囲が笑う中
たったひとり真剣に受け止めてくれたのが
花火職の祖父だった。
やがて青年となった空が友人と二人で飛び込んだ
エンターテインメントの世界。
周囲からの蔑みと空回りする自分に葛藤しながら
空は何をつかんでいくのか――。
内容説明
宇宙に花火をあげて、世界中の人を笑顔にしたい。そう夢見る空が友人と二人で飛び込んだYouTubeの世界。周囲からの蔑みと空回りする自分に葛藤しながら空は何をつかんでいくのか―。YouTubeチャンネル登録者数180万人。大人気あめんぼぷらすのおまつこと松井尚斗の初小説。
著者等紹介
松井尚斗[マツイナオト]
1996年5月22日生まれ。大阪出身。チャンネル登録者数180万人超え(2024年1月現在)の人気YouTube「あめんぼぷらす」のおまつとして活躍。自身が配信するYouTubeコンテンツでは作家・構成を担当するだけでなく、人気キャラクターの監督役としても出演。コミック『だるい野球部はサボりたい 背番号よりオフをくれ!』では原作も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rosetta
33
★★★☆☆花火職人の祖父が大好きで、小学校の頃の夢が宇宙に花火を上げて世界中の人に見てもらうこと。人が悲しそうにしているのが耐えられなくて、誰もに笑って欲しい。そんな気持ちが主人公の空をYouTuberにさせた。大学の友人雄也と始めたYouTube。売れない時期からやがて人気者に。作者本人が人気のYouTuberなので、話の内容に説得力があるのか?如何にも作り込まれた風はあるけれど、祖父との色々はそれなりにホロッともするし悪くはない。二人のブロマンスみたいな強い繋がりも、我が身に鑑みて思う所はあった2024/06/15
くるり
6
なんかもう良すぎて言葉にするのが難しい。妹がこの方のチャンネルが好きで、1年半前くらいに強制チャンネル登録をさせられ存在を知った。スポ根寄りの夢追い小説ではあるが、暑苦しくなく非常にさわやか。胸に突き刺さる言葉も沢山出てきて、内容量も丁度よく最後まで飽きることなく読める。本業のYouTube動画の構成もストーリーも分かりやすく、野球にあまり興味がない私でも楽しめるものだったのでそういう力に長けているのは事実だと思う。それでもここまでひとつの小説として完成出来るのは凄い。本当に夢を追ってきた人が書いた小説だ2024/05/17
ami
2
駄菓子屋のおばちゃんのとこ、号泣。 いい話だった。2024/07/21
Hideichi Sekiya
2
人気YOUTUBERによる崇拝者をターゲットとした小説、本書の過大評価は禁物です。2024/06/20
jolly
2
ひさしぶりにべたなの。努力が正義みたいなどストレートの感動もの。べたでいいんです。2024/05/21
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