内容説明
完全図解高杉晋作の全生涯。維新狂挙のためアジアを疾駆し、恋に生き、詩を愛し、病魔にだけ負けた「永遠の志士」。
目次
高杉晋作の革命戦 維新狂挙の軌跡
高杉晋作 探偵塾
高杉晋作の心を読む
萩城下篇
奇兵隊結成篇
下関挙兵篇
死闘四境戦争篇
高杉晋作 史料ドキュメント
高杉晋作日譜
著者等紹介
一坂太郎[イチサカタロウ]
1966年、兵庫県生まれ。大正大学文学部史学科卒。東行記念館学芸員を務めるも同館閉館により退職。現在、萩市特別学芸員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪
1
高杉晋作コレクションにときめいた。功績云々を別にしてもこういう風流なとこが素敵だなあ。2010/07/12
ハイパー毛玉クリエイター⊿
0
高杉晋作の生きた29年間をまとめている。カラーページが多く、画像資料が見事に映える。個人的には、晋作の美しく優雅でありながら荒々しさも含む筆跡が大好きであり、彼の書簡等が多数掲載されていることが嬉しかった。 また、現代に残るエピソードのうち、真偽が定かでないものや疑わしいものについてはその旨明確に示してくれるところもわかりやすくて好ましかった。2014/08/03
Narr
0
一坂氏は個人所有の史料も結構お持ちなのでまずここでしか見られないという物もあるので、高杉網羅したいなら読んだ方がいいかもしれない。けど高杉史料は多いのでこの本に拘らなくてもいいかな。
伊坂セイコ
0
図書館で借りてみたのですが、243頁からの「晋作日譜」が正直はんぱなく、何月何日誰にどんな手紙を出してどのあたりの宿に泊まってたよ、とかまでことこまかくまとめてあり、こ、こんなギッシリなのに値段が良心的って、YOU、買っちゃいなよ!ってそういうこと!? なのか!??2010/02/12
じゅんぞーん
0
高杉晋作の一生を絵や手紙などから概観できる書籍。ファンとしては多くの資料が出てくるので読み応えのある一冊だった。2020/10/30