内容説明
平成16年大河ドラマ「新選組」の世界。
著者等紹介
大内美予子[オオウチミヨコ]
1935年静岡県生まれ。金城大学文学部中退
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感想・レビュー
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Die-Go
38
新選組の剣客の中で筆頭にあげられる沖田総司。彼にまつわる短編集。沖田の強さではなく、人間っぽさを描いていて好印象。★★★★☆2020/12/11
mahiro
14
再読、外出自粛の週末本棚から引っ張り出しました。新選組にはまっていた頃大内美予子氏の『沖田総司』を読んで私の読みたかった沖田総司伝はこれだ!と嬉しくなりました。本書には幼い頃の宗次郎や、公家の小さな姫との話など短編が収められていて微笑ましかったりほろ苦かったり懐かしく読みました。2020/11/20
小雀✡ずーっと積読減強化月……
6
この本が書かれた昭和48年頃は新選組の資料も今より全然少なかった。そんな中、作者が足を使って調べ描き出したこの物語は新選組と沖田総司への愛に充ち満ちている。 総司終焉の地を訪れて『沖田総司と言う人物像を長い間追い求めて結局、たしかな手応えは何一つ得られなかった様な気がする。だが、川は流れていたのだ。』…会う事は出来ないけれど、様々な形で彼等の存在を追う事で、私達の瞼の裏で彼等は何時でも生き生きとしているのだと思う。2015/04/02
みけねこ
5
以前、沖田が好きならこれもオススメと教えていただいた本をやっと読めました。沖田のさっぱりしたところが好きです。新選組や沖田関連の読みたい本も見つかりました。資料が少なすぎるということが、沖田を知りたいという気持ちを刺激してくるのかなあ。なぜこんなにも、まるで恋焦がれるような気持ちで沖田を知りたいと思うのか……自分でもわかりませんが、満足いくまで色々読んだりしていくのだろうなと思います。そのうち、沖田に関する土地を巡る、沖田旅行とかしてみたいです。2020/05/31
ゆぅ
4
人懐っこくて優しい沖田さんがいっぱい。悲しい結末が多いけど、それでも沖田さんの存在が温かい。2018/05/22