内容説明
室町幕府における守護職は、室町将軍権力の国別執行者として将軍家の補任を受け、幕府の全国支配・統治の根幹を担う存在であった。本事典でとり上げたのは、建武から明応年間に、室町幕府から守護職に補佐された59家と、守護職ではないが守護と同等の権力を行使した1寺・3国司である。室町時代の地方支配を明らかにする初の事典。巻頭論文「室町幕府と守護職論」(今谷明)。
室町幕府における守護職は、室町将軍権力の国別執行者として将軍家の補任を受け、幕府の全国支配・統治の根幹を担う存在であった。本事典でとり上げたのは、建武から明応年間に、室町幕府から守護職に補佐された59家と、守護職ではないが守護と同等の権力を行使した1寺・3国司である。室町時代の地方支配を明らかにする初の事典。巻頭論文「室町幕府と守護職論」(今谷明)。