内容説明
グラン・アーク共和国の聖騎士リランは、聖騎士団の借金の形として仮想敵国・輝陽皇国に置いていかれた。故に豪奢な衣装を着せられ、皇帝・大樹から「君が新しい妃だろうか?」と訊かれた時は秒で「殺ろう」と決意したのだ。だが大樹はリランが聖騎士と知ると、人を喰らう“屍魔祖”の斃し方を訊ねてきた。皇国では皇子らを奴の生贄に捧げて安寧を保っていること、大樹もかつて生贄にされかかったことなどを、太陽のような笑顔の彼から聞かされたリランは…?中華風退魔ラブコメ。
著者等紹介
和泉統子[ワイズミノリコ]
12月10日生まれ。射手座・B型。「夢から来た手紙」で第30回ウィングス小説大賞期待作を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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