内容説明
十九世紀半ば、大英帝国ヴィクトリア朝。王立園芸協会とウィリアムのために中国奥地へと赴いたネイサンは、首尾よく新種の黄薔薇を入手した。採取した植物を香港から送ったものの、ある事情から帰国を遅らせるネイサンをウィリアムはロンドンでやきもきち待つ。一方ハーヴィーと共にパリにいたレベックは、その地で小さなトラブルに巻き込まれていた。それが薔薇を巡るいくつかの事件への発端となり…？比類なき公爵家のプラントハンターと奇蹟の花々をめぐる物語、第三弾！！
著者等紹介
篠原美季［シノハラミキ］
小説家。香谷美季のペンネームで、青い鳥文庫でも活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みどり
5
永遠に世界中で愛されている薔薇が今回のテーマ。昔の薔薇は一重が多かった気がするのだが、すでに品種改良が進み始めたのはこのころか～。サラブレッドにしても、植物にしても、イギリスという国は「究極」を求めるのが好きなのかしら？2023/08/08
