新書館ウィングス文庫
夜の王子と魔法の花

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784403541605
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

放課後の図書室にいたはずなのに、気付けば見知らぬ場所で目覚めたさちこ。そこは絵本の中のような世界、ルシタリア王国。余所者で行くあてのないさちこは、暫定王ディーレの世話を押し付けられることになる。魔法を操るディーレは、父王の昏睡、天候不良、凶作、疫病―全ての災厄の原因と目され忌み嫌われ、塔に閉じ込められていた。そんなディーレを最初は恐れるさちこだが、尊大な態度の裏の孤独な心に触れるうち…?異世界トリップファンタジー。

著者等紹介

渡海奈穂[ワタルミナホ]
埼玉県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

deltazulu

5
餌付けは重要。異なる世界の男の子と女の子の出会いは、とにかく可愛かった。戸惑いが変化を生み、大事だという気持ちを伝えることが出来た、その思いが良かったです。イラストも素敵だったなー。弟くんやお母さんなど、短くてもいいので、いろんな人のエピソードを見てみたいな。2010/11/17

まりい

4
可愛らしくてほっこり温かい気分になれるお話。さちことディーレの初々しくてちょっと不器用な関係がとても良かったです。イラストもお話にぴったりですてきでした!あとがきを読んで初めて気づいたのですが、すべてのイラストが本の1ページという形をとってるんですよね。物語の童話チックな雰囲気を盛り上げる、なかなか面白い趣向だなあと思いました。2012/12/10

atota

4
渡海さんのお話はほんわかとしていて本当にいいなあ。さちこの見かけによらない生命力(弟3人ってほんと大変!)も魅力的。渡海さんの描かれる女の子はどのタイプでも心の真ん中に芯が通ってるような強さがあってとても好きで、それが作品によく現れていたと思う。雨隠さんの挿画もぴったりで、続編を望む声が多いのも頷けます。2010/12/01

なつき

4
夜中に台所に忍び込んで野菜をかじる王子・・・捻くれ王子とか憎まれ王子は多々あれど、これほど涙ぐましい王子はそうはいないでしょうw。一緒にごはんを食べる相手っていうのはさりげなくもありがたいもの、王子が懐くのもわかります。2010/11/20

のんたん

3
この二人、この後、どうするんだろう。安藤センパイをメインにしたスピンかなんか書いてもらって、二人のその後も見てみたいかも〜。2015/03/11

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