内容説明
バーミリオン星には、底知れぬ深い闇が巣くっているようだ。謎の敵“イブル”は、予想を越えた規模で、過去の悪夢まで引きずり出しつつ、ルシファを襲う!!終わったかに見えた長い災厄の一日は、ルシファに安らかな眠りをなかなかもたらさず、またしても撃たれたり、憲兵にからまれたり。大幅な書き下ろしを加え、ますます過激にクールにおくる、大人気シリーズ第八弾。
著者等紹介
津守時生[ツモリトキオ]
10月1日生まれ。横浜市在住。多戸雅之名義で執筆の「緑の標的」(小説ウィングス創刊号)でプロデビュー。その二年後、津守時生名義で本格的にプロ活動開始
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感想・レビュー
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はつばあば
33
アル・ジャアファルのようなサディスト、人の皮を被った獣ですよ!。巷に時たま現れる犯罪者と被りますが・・捕まるだけまだマシかと。カジャも二コラも子供の頃から我儘に振る舞えなかった・・・手のかからない子供できたのでしょうね。それはヨクナイことでした。自分に自信が持てなくて大人になるのは自分を大切に出来ないのと同じと。ルシファードとパパ・O2との会話、親子でこういう会話ができるのって父子家庭のお父さんと息子もいいかも。ですがその前にお母様の存在が大きいかったから・・・2022/04/11
まりもん
11
再読。マルッチ初登場。具合が悪いのにニコルを励ますルシファは気配りの人になっていた。2012/01/30
tsuneki526
8
だんだんと読むのがかったるくなってきた。2018/10/08
フキノトウ
8
ニコラルーンの巻。ルシファの実験された過去がひどすぎる。2013/08/18
とんぶり
8
O2再登場! ニコラルーンや息子とのおちゃめな会話を堪能いたしました。まだ日付は変わらず、電脳戦の翌々日のまま。ようやくおひげのマルチが出てきたけど、これで主要メンバーがそろったのかな?2011/07/19