内容説明
鷹羽紡績に勤めている加藤は、社内同期グループの篠田とはうまが合わず、言い争ってばかりだ。ところがある同期会の翌朝、目覚めると加藤はラブホテルのベッドの上にいた。ゆうべの記憶はないものの、よりによって篠田と過ちをおかしてしまったらしい。「責任は取る」「償ってもらおうか」の売り言葉に買い言葉で、篠田と付き合うことになった加藤だったが…?『社史編纂室で恋をする』シリーズ第4弾。
著者等紹介
栗城偲[クリキシノブ]
7月26日生まれ。獅子座・B型。宮城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょん
14
社史編纂室シリーズ4冊目だけどすべてCP違うから1冊で読めます。企画部×社史編纂室の同期ケンカップル。攻が好きな子をいじめちゃう小学生メンタルなので、どうなるかと思ったけど意外と交際自体は順調だった。そして大町君も登場してて楽しい。SNS冤罪騒動の解決で登場していた法務部の声のいい人が気になるけど、スピンでないかな。2024/09/22
御花畑咲コ
7
久々に王道BLを読んだ。お約束の勘違い、お約束の両片思いなどなど。でもこれがいいんだ!時々、こういうのが欲しくなるんだ!きっかけがなければはじまらない関係もある。意識しなければはじまらない恋もある。そういうことだよね。それにしてもこの会社、BLカップル誕生しすぎでしょ。女子社員は腐女子限定で採用したらどうでしょうか。競争率めちゃめちゃ高くなりそう。2024/11/07
beniko
6
社史編纂室シリーズ④。鷹羽紡績で4カップル目は元営業で現宣伝部の篠田と社史編纂室の加藤、シリーズ①の大町くんの同期。篠田が好きな子はいじめちゃうタイプなのはわかるけど口喧嘩ばかりで篠田の好意は加藤に全く伝わっていない。恋愛経験ゼロの堅物と思いきや、加藤が陰キャでもコミュ下手でもなく、誠実だったり潔かったりするのがよかった。恋愛に疎いながらも気持ちを自覚してからの加藤が、篠田の言葉や態度に一喜一憂する姿が可愛い。篠田はモテ男だけど本命にはヘタレだよね。気持ちはわかるけど好きな子泣かして笑うなよ、と思った。2024/09/23
糖度高求@おつかれ中
5
シリーズ4作目。社史編纂室という社内でも地味な部署にいる加藤と企画部の篠田の同期のお話。シリーズものとはいえ、この刊だけでも話はわかるので一冊目としても大丈夫。すごく大きな事件があるというわけでもなく、ただ、リーマンの日常がまったりしてて心地よい。会社内の横のつながりもあるので、興味があればシリーズで読んでみたらこの人が!となって面白いのでは。2024/09/26
京子@オランダ
4
誰だっけ?ってなってまたシリーズ最初から読み直した。お仕事物は楽しいんだけど、このシリーズはお仕事とは別にいきなり最初からすか!な展開多くてなんか潔いw2024/09/30
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- 和書
- 手形法・小切手法要論