内容説明
経営難の子会社に出向し、再建に取り掛かった塚森。本社の御曹司である彼の社内改革は、支持もあれば大きな反発も買い、脅迫状まで送られてきた。営業部のエース・荏原も塚森に不満を隠さない者の一人だ。だが社内プロジェクトで、二人の距離は次第に縮まっていく。そしてある案件を解決した荏原が、褒賞を出したいと言った塚森に「じゃあ、キスさせろよ」と唇を塞いできて…?『社史編纂室で恋をする』前日譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
22
営業部エース×年下専務。子会社再建に出向してきたクールビューティー御曹司の仕事ぶりが素敵。楽しいお仕事BL!2020/09/19
みやび@夜649
17
電子。スピン。塚森は攻めだと思っていたので、社史編纂室~での、自分が勝手に思っていたイメージと違った。毎度ながら栗城さんは仕事面が面白い。今回も仕事しながらの恋愛が進展していくのが良かった。このカップルと前作のカップルを引き合わせた話も読んでみたいけど、次作は稲葉しか出てこない様なので残念。でも楽しみ。2021/09/19
なみ
17
「社史編纂室で恋をする」のスピンオフ。社史〜より前のお話。あの塚森が……(そっちなのか!かわいい)となります。お前はナチュラルボーン上からなんだよ、と、友人稲葉の言葉がなんとなくツボったかな。(荏原じゃなきゃ塚森を狼狽させられないなと思った^^)2020/09/18
にむー
15
「社史編纂室で恋をする」のスピンオフ(前日譚)だけど、読んでいなくても楽しめる。社史~が好きで、みずかね先生イラストの表紙も素晴らしかったので購入。攻めの荏原は好みど真ん中!塚森に敬語なのに、時々乱暴な口調になるの、最高(とくに◯ッチの時💕)。塚森もカッコいい。デキる男同士って、大好き。BLの醍醐味って感じ。 お仕事BL、読みごたえがあった。2020/09/27
anko
12
スピン元既読。何より意外だったのが塚森さんが受けだったこと。『社史編〜」読んでる時は反対だと思ってました。荏原さん格差に怯む事無く並び立つ所まで出世するからとは心意気が気持ちいい。2人で鷹羽紡績を背負って立つのが楽しみ。『経理部員〜』を読むのに『社史編〜」と一緒に再読。(h)