内容説明
警察官僚の遥はある事情から、初対面の男と素性を隠して一夜を共にしかけた。遥の秘所を「薔薇の蕾だ」と恍惚と称賛したその変わった男・鷹遠と思いがけず赴任先の下北沢署で再会した上に、成り行きで同居することに。戸惑いつつも、幼い甥の聖大を育てる鷹遠の愛情深いイクメンぶりや衝撃的な秘密を知るうちに遥は鷹遠に惹かれていゆく。だが、鷹遠は署長である遥とは一線を越える気はないようで…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タビサ
50
鳥谷さんと言えば変態さん、今回はいつもより変態度低いかな。それでも「薔薇の蕾」が舐めたい、美しいと愛で、行って来ますのキスよりも蕾舐めさせてという人だから十分変態なんだけど。刑事・鷹遠×警察署長・遥の警察モノで遥の兄が鷹遠の姉と結婚してた事があり、その二人の間の子供・聖大を鷹遠が育てている（兄は子供がいる事を知らないで再婚してる）と少々複雑。主人公の二人と聖大は凄く良かった。聖大が可愛くて堪らなかったです！+猫のうにを含めた幸せ家族に大満足。橋本先生のイラスト＆漫画も良かった！2016/08/02
波多野
33
フェチとちみっことあまあまな関係に癒された本。刑事(甥を育てる)×警察署署長。今回の先生のフェチは｢薔薇の蕾｣。そう、尻穴。蕾ソムリエと謳っていたのでどんなもんだと思っていたら、まぁ襞の数を舌で数えちゃうぐらいにはフェチ攻だが、変態性は控えめ(それでも濃厚Hに満足)、幸せ家族計画を目指した話だった。ただ意外に家族関係は複雑で不幸な人が多い印象。その割には急速に関係改善。ほのぼのストーリーのためにはまとめるしかなかったかな。気になるとこはありつつ、無事家族になってまさにスウィートホーム。好き。2016/07/14
そらねこ
31
自分がゲイである自覚があるのに処女のまま結婚せねばならず、自暴自棄になって発展場へとやってきた受の前に現れた男前の攻め。始まりは理想的だったんですが、やっぱり溺愛…というだけあって、片恋のキュンキュンが無いままず～っと溺愛でした…。いや、そういうのが好きな人は良いと思うんですが、ちょっと甘々すぎて物足りなかったかも…。ただ、それを補うに余りある攻めの薔薇の蕾ちゃんへの執着が～(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ……なかなかの変態攻め＆お子様ほのぼののダブルタッグでしたｗ2017/06/11
白新名
30
やっぱりフェチだった!!変態フェチ様!!でもその他の言動は男前～しずさんのはこういうところがはっきりしてて面白い!!2016/07/13
きょん
26
鳥谷さんの御本ですから、肛門を薔薇のつぼみ呼ばわりしようが、もう動じませんとも！もっと執着してくれてても構わないくらいです。聖大くんの可愛さに橋本あおいさんの４P漫画の黒猫うにちゃんの可愛さに癒されましたが、受兄夫婦のいきさつにはちょっともやっとした感じが残るなあ。2016/07/13
