内容説明
小樽の大学生・翔太は、アパートの隣に住む一つ年下の無口な橿原に妙に懐かれている。工芸ガラス作家として人気があり、学内でガラス王子と呼ばれるイケメンの彼と仲良くしたがるものは多い。でも「翔太さんだけいてくれたらいい」と橿原は言う。橿原はもっと友人を増やすべきだ、と翔太は思っていた。そんなある時、女の子に誘われて一人で飲みに行った橿原は、アパートで会った翔太を急に抱きしめてきて…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
55
2016年635冊め。再読。小樽と硝子の雰囲気はよかったけれど、物語としての盛り上がりには欠ける。2016/08/28
たべもも
33
★★★☆☆。大学の先輩後輩でアバートのお隣さんモノ。小樽でガラス工芸で陵さんのイラストで、と透明感溢れるイメージ通りのお話でした。当て馬とか大きなトラブルもないお話なので安心して読める一冊。いつまでも敬語な年下攻めが可愛かったです。さらっと読了。2015/06/17
扉のこちら側
29
初読。2015年669冊め。それなりに面白いし、大学生の日常だからそんなに大きなドラマが生じないのはわかっちゃいるけど、もう一息何か欲しかった。2015/06/21
はつばあば
27
北海道の雄大さが、ガラス細工が、人への優しさをふんわり包んでくれた作品でした2018/12/22
りんご☆
13
読了2017/10/16