ディスカヴァー携書
「兵法」がわかれば中国人がわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799310205
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0236

内容説明

策略を尊ぶ中国人、策略を蔑む日本人。中華文化圏ビジネス研究の第一人者が語る、中国理解と中国ビジネスのカギ。中国人が「なぜ」また「どのように」兵法三十六計を使うのかを、実際の事例を通して明らかにする。

目次

第1章 「兵法」がわかれば中国人がわかる(中国人は、現代のビジネスに「兵法三十六計」を活用している;中国人は出会う人間を「身内」と「外部」に分け、身内には「儒教」、外部には「兵法」で接する;兵法は戦乱の歴史の中で発達してきた、「戦わない」ことを目指す不戦の哲学である ほか)
第2章 事例で理解する「三十六計」(瞞天過海―世間をだましてうまく逃げる;囲魏救趙―真の目的を遂げるために別の場所を攻める;借刀殺人―自分では手を下さず、他人にやらせる ほか)
第3章 いかにして「計」を察知し、対処するか(「計」を察知するために;「計」を予防するために)

著者等紹介

古田茂美[フルタシゲミ]
香港貿易発展局日本首席代表。国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了(行政学修士MPA)、香港中文大学大学院崇基書院経済学研究科交換留学、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了(経営学修士MBA)、立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了(国際関係学博士Ph.D.)。香港の対外貿易促進を目的に設立された準政府機関である香港貿易発展局香港本局に、1982年、初の日本人スタッフとして入局。東京事務所市場開発部長、大阪事務所長を経て、2005年、日本首席代表に就任、日本市場における貿易促進活動の企画・立案・展開を統括する。2004年から08年まで毎年6~7月期、立命館大学専門職大学院経営管理研究科(EMBA)「華人経営研究と対中事業戦略」担当客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ながたろう

0
顔以外は日本人と全く似ていないと言われる中国人の考え方について「兵法」を通じ書かれた本。他社を「自己人(仲間)」と「外人(仲間外)」で区別するというのはよく言われることですが、それぞれ儒教的行動原理と兵法的行動原理に基づいているというのは面白い見方だと思います。ただ、他書からの引用が多く、著者自身の経験に基づく考察が不足してるのは残念です。全体的に内容が薄く感じます。その分、さらっと読めるので、中国商売の経験がなく、どんなものか知りたいという方がサクッと読むには適しているかと思います。2012/09/29

清水勇

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中国人が、人を「自己人」と「外人」に分けて、前者の世界ではは「高信頼領域」として儒教的行動原理で動くが、後者の世界では「低信頼性領域」として兵法が行動原理になるという説明は、中国人の2元性をうまく説明している。2012/04/07

Yoshihito Arakaki

0
兵法をビジネスの中でどのように利用しているのかわかり易く事例が紹介されています。身内には『儒教』、外部には『兵法』で接する。なるほど。2011/11/27

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