内容説明
策略を尊ぶ中国人、策略を蔑む日本人。中華文化圏ビジネス研究の第一人者が語る、中国理解と中国ビジネスのカギ。中国人が「なぜ」また「どのように」兵法三十六計を使うのかを、実際の事例を通して明らかにする。
目次
第1章 「兵法」がわかれば中国人がわかる(中国人は、現代のビジネスに「兵法三十六計」を活用している;中国人は出会う人間を「身内」と「外部」に分け、身内には「儒教」、外部には「兵法」で接する;兵法は戦乱の歴史の中で発達してきた、「戦わない」ことを目指す不戦の哲学である ほか)
第2章 事例で理解する「三十六計」(瞞天過海―世間をだましてうまく逃げる;囲魏救趙―真の目的を遂げるために別の場所を攻める;借刀殺人―自分では手を下さず、他人にやらせる ほか)
第3章 いかにして「計」を察知し、対処するか(「計」を察知するために;「計」を予防するために)
著者等紹介
古田茂美[フルタシゲミ]
香港貿易発展局日本首席代表。国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了(行政学修士MPA)、香港中文大学大学院崇基書院経済学研究科交換留学、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了(経営学修士MBA)、立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了(国際関係学博士Ph.D.)。香港の対外貿易促進を目的に設立された準政府機関である香港貿易発展局香港本局に、1982年、初の日本人スタッフとして入局。東京事務所市場開発部長、大阪事務所長を経て、2005年、日本首席代表に就任、日本市場における貿易促進活動の企画・立案・展開を統括する。2004年から08年まで毎年6~7月期、立命館大学専門職大学院経営管理研究科(EMBA)「華人経営研究と対中事業戦略」担当客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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