内容説明
人付き合いが苦手なプログラミング・オタクの島垣は、ソフトウェア会社に勤めている。一日中パソコンに向かっていられたら幸せなのに、新規プロジェクトのリーダーになってしまった。新しく職場にやってきたSEの藤森は、王子様のような年下のイケメン。明るく人懐こいその男と上手くやっていく自信が島垣にはなかった。だが、一人デスマーチの末に島垣が倒れたことから、二人は急接近し…?IT業界ラブ。
著者等紹介
栗城偲[クリキシノブ]
7月26日生まれ。神奈川県在住。「この気持ちを掲げた空」で第14回ディアプラス・チャレンジスクール期待作受賞、同作品にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
54
初読。2015年576冊め。藤森くんにはもう少しどっしりしててもらいたかった。2015/05/22
扉のこちら側
40
2016年918冊め。表紙を見ても内容をあまり思い出せなかったので再読。そして思い出した。コミュニケーション面では藤森氏の方が長けていても、仕事の技術では島垣氏の方が頼りになるというあたりはおもしろかった。2016/10/29
さち
17
イケメンで甘やかし体質の藤森と他人とのコミュニケーションが下手な甘やかされ体質の島垣。ワーキング部分はSEに詳しくないけどとても楽しく読めたし島垣のキャラも可愛くて好きだったんだけど、藤森にはそこまで萌えなかった。挿絵もそうなんだけど言動がなぁ…大人な2人のはずなんだけど、どうしても学生の恋愛的な雰囲気で物足りなかったのもあるかも。だから三十路DTなはずなんだけどそこはあまり違和感なかったな、もったいない。よく突っかかる前田しかり、脇がもう少し絡んできたほうがよかったかなぁと思う。 2011/03/14
みずほ
12
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ SE同士。年下攻。プログラミングオタクの受と社交的なイケメン攻。「恋をするには遠すぎて」と同タイプの可愛い話だけど、島垣は対人スキルが低いだけで、オタクのアクは少なかったような。藤森の攻としての魅力があまり感じられず、何気に萌えが薄かった。SEのお仕事場面が多いのは良かったけど、専門的な用語や内容が少しわかりにくかった。どちらも同性が好きで、甘やかし体質と甘やかされ体質のCPなのでお似合いなのだけど、大人同士の恋愛というには幼い感じ。全体的にイマイチ物足りなかったかな2011/03/13
ムック
10
ソフトウェア会社の話なので専門的な言葉が飛び交っており、自分がPCに疎いためちょっとついていくのに必死だった。藤森が王子様と言われながらも、ミスが多かったりやきもちを焼いたりと人間臭いところ満載で、そこがリアルな感じ。ストーリー的には、うん、まあ楽しめたかなという所。2011/06/06