内容説明
仕事が忙しくて恋をするヒマもない―そんな薫の勤める探偵事務所に中途で社員が入ってきた。何とその相手・涼は、薫が女装での調査の帰り、酔っぱらいに絡まれたところを助けてくれた青年。運命の出逢いかも…とトキメキつつ、助けたのは女性だと信じているに違いない涼の手前、あの時の女性が自分だとバレないように薫は必死だった。だが涼はとっくにお見通しで?「コーンスープが落ちてきて」スピンオフ。
著者等紹介
松前侑里[マツマエユリ]
東京都在住。第5回ディアプラス・チャレンジスクールで佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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扉のこちら側
43
初読。2015年550冊め。お互いに一目惚れだったのに噛み合わなかった出会いから、同僚としてお互いに認めあって改めて恋に落ちるという大人ならではの関係がよかった。そして松前作品に欠かせない料理というか家事男子もよし。2015/05/16
扉のこちら側
36
2016年998冊め。再読。「コーンスープが落ちてきて」のスピンオフだが、例のおじさんが主役というわけではない。小説世界ではおなじみの探偵という職業だけれど、やっぱりファンタジー感。この主役二人のような生活維持できるのはうらやましい。2016/11/19
扉のこちら側
16
再読。2015年632冊め。家事男子ナイス。2015/06/05
ムック
10
最初は圭吾とどうにかなるのかと思ってたら違った。薫はまだしも、涼が薫の事を好きになった理由がちょっと弱いような…ノンケの割にはけっこうあっさり落ちたのが残念かな。宝井さんの挿絵は美しかった♪2011/11/10
りんご☆
8
読了2015/06/25