内容説明
本書では、小学生の年代から老年期まで、それぞれの年代に直面する問題を取り上げ、その対応策を考えています。
目次
1 思春期―アイデンティティの成立(現代人の悩み;せかされる中学生たち;自分の性を担う ほか)
2 就職・結婚―人格の形成(成人期初期の二大選択;男女交際の心理;人生の転機をチャンスに ほか)
3 子どもとともに―家族の樹立(家族の役割;家族の発達段階;一家を構える覚悟 ほか)
4 中・高年期―人生の充実(転機をどう乗り切るか;中年期の問題;ストレスを克服する ほか)
著者等紹介
楡木満生[ニレギミツキ]
1938年栃木県生まれ。東京教育大学理学部卒業。ミシガン州立大学大学院修了。医学博士。臨床心理士。自治医科大学教授を経て、現在お茶の水女子大学生活科学部教授。専攻は発達心理学。長年のカウンセリングの経験を活かして、青少年や家族、職場における生きがい観の問題に取り組んでいる。著書に「医療カウンセリング」(編著)、「産業カウンセリング入門」(共著)、「カウンセリングの学び方」(共著)など
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