文春文庫<br> 白萩屋敷の月

文春文庫
白萩屋敷の月

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167168445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

御存知るい・東吾・源三郎の名トリオが大活躍の人情捕物帳。白萩屋敷の孤独な女主人と身代りの恋をする東吾、表題作ほか七篇を収録

内容説明

兄の神林通之進の使いで、旗本青江但馬の別宅、根岸の白萩屋敷に出掛けた神林東吾は、女主人の顔に残るむごたらしい火傷の痕に一驚する―表題作のほか7篇。美人で人情もろい“かわせみ”の女主人るい、彼女の恋人、剣の達人神林東吾、彼の親友、畝源三郎同心の名トリオが知恵出しあって難事件に立ち向う。異色捕物帳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椿

3
再読。御宿かわせみシリーズ第8作。「幽霊亭の女」と「白萩屋敷の月」が好き。2014/10/26

さきとし

2
表題作「白萩屋敷の月」はすれ違い恋愛話でちょっと苦手。「絵馬の文字」が切なくて切なくて。2016/08/10

yuzi

2
表題作が切ない。あの通之進さんにもそんなことが。両人の気持ちを一人で抱えて生きていくのは辛そうだな。和歌っていいよね。それにしても満月の日本庭園に満開に咲き誇る白萩。是非拝んでみたい。想像するだに美しい。2012/05/15

ニミッツクラス

1
御宿かわせみの8作目で01年の19刷(初版は89年)を読んだ。新装版が04年に出ている。表題作は読者アンケートの人気投票でも堂々のトップを飾ったとあってとても印象深い。でもねぇ、と思う。文庫版4作目の「山茶花は見た」の“鴉を飼う女”と同様、妻同然のるいへの裏切りは感心できない。通之進との絡みもあって人情の機微を描いたと思うけれど、一番好きな作品と言うと語弊がある。それより寒井千種こと天野宗太郎の“美男の医者”が突っ込み処もあるけど面白い。このあとも登場するらしい(単行本では宗一郎だったとか)。★★★★☆☆2013/11/13

文章で飯を食う

1
最初は好きではなかったが、読み返してみるとおもしろい。2011/05/19

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