内容説明
本書は各章で、それぞれのテーマを通じて「社会とは何か」という問いを切り出したものである。「多様性」というのは、それに対応する「一」がどこかにあってはじめて受け入れられるものだが、今日の社会の現象的な多様性はそのような「一」を欠いているようにみえる。現在、「社会とは何か」を問わねばならないとすれば、それはこのような「限度のない多様性」が出現していることと相関している。
目次
序章 社会への問い
第1章 都市の現在
第2章 斜面の上の精神
第3章 父の像を結ぶ前に
第4章 戦争の空の下で
第5章 言説としての〈肌〉
第6章 ベンヤミンの貨幣論
第7章 テクノロジーの世紀
第8章 肉体の生成術
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