内容説明
本書では、総合商社を事例として、21世紀に向けての日本大企業のあり方や「日本的経営システム」の問題点や21世紀の課題を摘出する。
目次
序論 総合商社研究の研究課題と分析視角
第1章 総合商社の危機問題―総合商社危機に見る「日本的経営」の体質的問題
第2章 総合商社の経営戦略と国際人事管理
第3章 海外支店(海外現地法人)の人事管理と海外駐在員の労働・生活
第4章 総合商社の組織改革
第5章 総合商社の人事管理と企業労働
第6章 総合商社の女性差別問題と抵抗運動
第7章 総合商社の企業労働への一考察
補論 総合商社とIT(情報技術)
結論 総合商社は生き残れるか
著者等紹介
守屋貴司[モリヤタカシ]
1962年西宮に生まれる。1985年関西学院大学商学部卒業。1991年英国シェフィールド大学アカデミックビジター。1992年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期中退。同年奈良産業大学経済学部専任講師。1994年奈良産業大学経済学部助教授。1999年奈良産業大学経営学部教授、現在に至る。専攻は経営学、労務管理論、国際人事管理論、企業社会論
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