内容説明
福島・会津に在住の著者から見た3月11日以降の日々…「震災の日記」収録!涙と笑いのエッセイ、第二弾。
目次
沖縄ぎゅうぎゅう旅をした話
わりと結構反省した話
震災の日記
不惑の女子力の話
仙台と仮面ライダーの話
著者等紹介
菅野彰[スガノアキラ]
小説家。2月2日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
14
再読。元気が足りない時は菅野さんのエッセイ♪ 友達のおしゃべりのような文章を読んでいるうちに体調や気分の悪さも忘れます。2014/04/07
ネムコ
13
待望の新シリーズ第二弾! 私は菅野さんのエッセイを愛してる。日頃声をだして笑っちゃうことなんて、ないよ?滅多に。今回も最初の破天荒な沖縄旅行にはしっかり笑わせていただきましたが、次の章は「震災日記」…。それでも、そんな笑えない状況の中でも菅野さんは笑いを取り出してみせる。ふざけているんじゃないよ。辛い時にも人は「ふふふ…」と笑うことができる。それは、人間の救いだと思う。2012/01/27
華里
12
震災の日記を読んで、泣きそうになった。でも、私が泣くのは失礼だと思ったので堪える。少しずつ、復興していってるのだろうけれど、元のようになるのはまだ先で••••••今、私は震災前と変わらない生活が送れるようになっている。まだ避難生活を余儀なくされている方のために、今、私が出来ることをもう一度考えてみよう。まず簡単なところで、消費マインドを復活すること、かな。それから、菅野さんの様に旅行もね。2012/02/07
鯖
8
いつも通りの爆笑エッセイに旅行日記、そして震災の日記。笑って、泣いて、それが生きていくってことなんだろうなあと。菅野さんのエッセイを、小説の続きを読むことができて、とてもとても私は幸せです。生きててよかったなあ、と思います。震災日記に出てきた小学生の男の子の「タイムマシンで、地震のあった前の、前の日に戻りたい。それで幸せなまま死にたい」という言葉。でもきっと彼も、今は鎧武見て、菅野さんみたいにげらげら笑ってると思う。幸せだと思う。そう、祈ります。2013/11/27
おばけりんご
8
帰って来た海馬が耳から駆けてゆくシリーズ第二弾。著者が福島の会津地方に住んでいるので、震災後の日記はしんみりした口調で進むのですが、ところどころにユーモアがちりばめられており、生きている人間のつよさがあります。相変わらず旅行エッセイは面白くてお腹を抱えて笑ってしまいました。私も是非、沖縄に旅行する時は無人島にいってみたいです。女子力の話は可笑しすぎて涙がでてくるほど笑いました。女子力という言葉はわたしにとってはよくわからない苦手な言葉ですが、この著書が綴るととてもおかしみがあって親しみがあるので不思議です2012/08/04
-
- 電子書籍
- 初めての恋をした君に100回目の告白を…
-
- 電子書籍
- 手づくりビール読本