内容説明
有名ジャズ・スタンダード・ナンバー8曲のスコアを初級/中級の各2バージョン掲載。初級編はサックス・ビギナーも十分演奏が楽しめるレベルに設定。ジャズ・レパートリーをマスターしながらアドリブを学習可能。ジャズ・シーンの第一線で活躍中のメンバーによる生演奏をCDに収録(模範演奏&カラオケ音源)。アルト用、テナー用の2枚に分けたCDには各25トラック、70分以上の演奏をたっぷり収録。カラオケ音源を練習用はもちろん発表会などでも使用できるように前テーマ&後テーマの両方を収録。『サックス・ワールド』誌の人気連載セミナーを加筆修正より分かりやすく充実した内容に。
目次
第1章 コードを学ぶ1/3和音(トライアド)―コードの基本3和音をマスター
第2章 コードを学ぶ2/4和音―4和音の構成音とその響きを理解しよう
第3章 ガイド・トーンとガイド・トーン・ライン―音符を縦に積み重ねたコードを基に横の流れを作る練習
第4章 コード・スケールを学ぶ1/ドミナント・コード―ドミナント・コードで使えるミクソリディアン・スケールをマスター
第5章 コード・スケールを学ぶ2/2‐5‐1のコード進行上でのスケール―2m7で使えるドリアン・スケールと1Maj7で使えるアイオニアン・スケールをマスター
第6章 コード・スケールを学ぶ3/マイナーの2‐5‐1のコード進行上でのスケール―○m7(♭5)で使えるロクリアン・スケールとV7で使えるミクソリディアン♭9♭13スケールをマスター
第7章 コード・スケールを学ぶ4/マイナー・スケール―ハーモニック・マイナー・スケールとメロディック・マイナー・スケールをマスター
第8章 アドリブがよりジャズっぽく吹けるリズム・アプローチ―シンコペーションやアンティシペーションによるリズムの変化
著者等紹介
山田拓児[ヤマダタクジ]
1980年札幌生まれ。1998年洗足学園短期大学、バークリー音楽学院卒業。帰国後日本での活動を本格的に開始する。横浜ジャズプロムナードのコンペティションにて自己のバンドでグランプリを獲得。リーダー作『Lite Blue』をダイキムジカより発表。現在は南青山Body&Soulにて“山田拓児FOLKLORE”の定期公演のほか、大坂昌彦(ds)、安ヵ川大樹(b)など様々なバンドで活躍中。また洗足学園音楽大学付属音楽教室の講師として後進の育成に努めている
西口明宏[ニシグチアキヒロ]
18歳より小曽根啓氏にサックスを師事。2003年にボストン・バークリー音楽学院より奨学金を獲得。同校卒業後活動拠点をニューヨークにて様々なグループで活動。2010年拠点を東京に移し同年『Tre Agrable』を、2013年に2ndアルバム『PINGO』をリリース。現在は自己のバンドをはじめ、メガプテラス、ミシェル・レイス(p)、大坂昌彦(ds)、堀秀彰(p)、古谷淳(p)、海野俊輔(ds)などのグループに参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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