感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mawaji
6
DSの訃報にまさに巨星墜つ!と悲しく受け止めていたところ上梓された追悼ムック、故人を偲びながら読みました。私のDSとの最初の出会いはリンダ・ロンシュタットのアリソンで、リンダの歌声に寄り添うように鳴り響く、まさに歌うようなサックスの音色に引き込まれました。お気に入りのアルバムHeart To Heartがジョン・サイモンのプロデュースだったとは、うっかりしてました。共演アルバムを見るとみんな欲しくなってしまいますが敢えてひとつ選ぶとすればジェームス・ブラウンのファンキー大統領しかないような気がしています。2024/09/01
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
5
Rest in peace, brother マーカスミラーの追悼メッセージから始まるこの本は、今年5月に永眠したSAXプレーヤーDavid Sanbornの軌跡をまとめたもの。リーダーアルバムだけでなく彼が参加した様々なアーティスト作品の情報も非常に詳しくまとめられており、彼の大ファンで来日公演を毎回楽しみに通っていた自分にとってはまさに永久保存版、彼のアルバムを聴きながら何度も読み返したい本。9月に行ったキャンディダルファー、マーカスミラーのライブではいずれも彼の曲も演奏され感動のステージだった2024/10/19
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2
昨年78歳で亡くなったサックス奏者デヴィッド・サンボーンの追悼本。デヴィッド・サンボーンで丸ごと1冊なんて、最初で最後かな。彼の残したアルバムのレビューを中心に編集。圧巻はその客演の数々。抜けの良い歌うようなラインが多くの人に求められたのでしょう。 2025/01/24