内容説明
“音楽の感動”を学問する!音響学の手法で音の“正しい”聴き方・鳴らし方を研究。プレイヤー&リスナーのどちらも知っておくべき音響の基礎知識。音楽ともっと深く繋がれるようになりたい人の参考書!
目次
第1章 聴覚の正体―人間の耳はどのように音を捉えているのか?(ある夜、突発性難聴になった―耳を大切に~片耳難聴体験記;耳の正体を探る―我々はどのように音を捉えているのだろうか? ほか)
第2章 音の伝わり方を紐解く―音が響くとはどういうことか?(「物」と「音」の正体を探る―音源となる物体の性質と音の高低;弦振動の正体を探る―弦のはじき方によって変化する倍音構成 ほか)
第3章 音の聴こえ方を探る―人の聴覚と音が生み出すさまざまな現象(「音の大きさ」と「音圧感」の正体を探る―ミュージシャンが欲する「音圧」の意味;音の速さの正体を探る―音速の変化がもたらす音の屈折 ほか)
第4章 音楽制作における音響学―ミュージシャンに知って欲しい音響の知識(ディレイの音響学―音は時間と空間を司る;リヴァーブの音響学―“音の余韻”が音色に与える影響とは? ほか)
著者等紹介
布施雄一郎[フセユウイチロウ]
音楽テクニカルライター。1968年2月4日北海道生まれ、福岡育ち。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)で、楽器音響学/音響工学/建築音響/音響心理生理学など、「音」について多彩な視点で学ぶ。同大学院修了後、ローランド株式会社でシンセサイザー開発・設計業務を担当。退職後、ライター業務を始めると共に、ヴィンテージ・シンセサイザー・ショップFive G music technologyでのメンテナンス業務に携わる。2000年9月より、フリーランス・ライターとして本格的に執筆活動を開始。現在は、楽器・音響機材/音楽/音楽ビジネスに関する取材・記事作成をはじめ、音楽作品のライナー・ノーツ、ライヴ・レポート、コラムの執筆等、「音」や「音楽」にまつわる活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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