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内容説明
人気のトークイベントの書籍化、第3弾!“日本のメタル・ゴッド”伊藤政則が、豊富な実体験に基づいてヘヴィ・メタル/ハード・ロックの歴史を読み解くトークイベント『伊藤政則の“遺言”』の2018年から2020年まで7回分の内容を完全収録!すべてのロック・ファン必携の1冊!
目次
第1章 音楽ビジネスの潮流―遂に楽曲配信に踏み切ったDEF LEPPARD
第2章 興行の舞台裏―オジー・オズボーンの穴を埋めたJUDAS PRIEST
第3章 1989年、モスクワ―アメリカを代表して謝罪したジョン・ボン・ジョヴィ
第4章 METALLICAが来ない理由―ワールドワイドな興行規模と日本の実情との格差
第5章 過小評価されたRUSH―A&Rの熱い情熱で実現した1984年の初来日
第6章 黎明期のフェス―成功と惨敗の明暗を分けたものとは?
第7章 VAN HALEN初来日の真実―70年代の新宿のフーテン文化との接点
著者等紹介
伊藤政則[イトウセイソク]
音楽評論家、ディスクジョッキー。70年代より現在に至るまでラジオ・TV・雑誌などで最新の情報を発信し続け、特にヘヴィ・メタル/ハード・ロックのシーンにおいて絶大な影響力を持つ。豊富な海外取材経験から数多くのミュージシャンと親交があり、絶大な信頼を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまねっと
6
売れるバンドには必ずいいマネージャーとプロデューサーがついている。というのを、改めて感心しながら読んだ。なぜこれが今なのかということを予想しながらロックの歴史を紡いでいくとまた人とは違う見方が出来るものだなと改めて感心する。 そんな中でこの本の発売記念でやった「遺言」でK Kプリーストは何故ダメなのかという話は今後この本の続刊が出た時にまた明らかになるだろう。 あのイベントを見事に書籍化した編集者に拍手を贈りたい。2021/07/22
keigo
2
伊藤政則が数多のミュージシャンと出会い、インタビューを重ねる中で知った事実と、それを元に分析した(主に)メタルシーンの考察が書かれた第3弾。個人的にはジューダス・プリーストからKK.ダウニングが脱退した後の話は、今年KKのソロアルバムがリリースされたこともあり、非常に興味深く読めた。2021/11/22
Yuichi Tomita
1
HR/HM界の重鎮である伊藤政則氏とBURRN!の編集長との対談(イベント形式)を書籍化したもの。コロナ禍のものもあり、オンラインイベントだった模様。最近は、日本での洋楽自体の人気がなくて、METALLICAやアイアン・メイデンなどの大物は呼びにくいという所がなかなか悲しい。呼ぶにはフジロックかサマソニくらいのバジェットがないと無理とのこと。 オンラインライブは良いなと思っていたが、大物は恩恵受けるが新人にはキツイという指摘はなるほどと思った。昔の話は、モスクワのフェスの話が秀逸。2022/05/01
ginger
0
日本の「メタルゴッド」伊藤政則さんのトークイベントを書籍化した第三弾です。 前にも書いたかもですが、伊藤さんは本当に記憶力が凄い!洞察力も非常に高くて話に引き込まれまいます。 私も何回か会場に足を運んだことがありますが、出来事と出来事を単体だけではなく繋げて洞察し、シーンの流れや当時の雰囲気を分析する洞察力、それを伝える話術は代わりになる人はいないと思ってしまいます。 伊藤さんには元気な間に自らの体験をもっともっと書籍等で残しておいて欲しいと思ってます! 一生ついて行きます!2024/02/10