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内容説明
少年時代に夢中になり、仕事でもビートルズに関わった男が解散から50年を経た今だからこそ語る、ビートルズの真実。
目次
第1部 僕らのビートルズ
第2部 英米日オリジナル・アルバム58タイトル解説
第3部 新旧・日英ビートルズ対談(高嶋弘之(初代ビートルズ担当ディレクター)
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
藤村美智子(元ビートルズ担当ディレクター)+吉田聡志(シンコーミュージック・エンタテイメント))
著者等紹介
行方均[ナメカタヒトシ]
1951年6月29日生まれ。早大政経学部卒業。東芝EMIに入社し、80年代よりブルーノート/サムシンエルスを中心にジャズ・レコード/CDを制作。ジャズ関係の編著書も多数。書籍や映画などの字幕の翻訳、ラジオDJなども務める。1999年~2013年、東芝EMI~EMIミュージック・ジャパン~ユニバーサルミュージックで『ザ・ビートルズ1』などビートルズの国内盤発売を統括する。EMIミュージック・ジャパン最後の代表取締役会長。2020年3月13日に逝去。享年68(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
23
永くビートルズの国内盤発売に携わった行方さん 論評の質量はタップリで大いに楽しめました☺ 全アルバム解説;米国盤はこんなにも英国盤と違ったのだね。そうそう90年代初め米国赴任の2日目 BeatlesCDを買いに...RubberSoulのA面1曲目が”夢の人”(”Drive My Car”♫でなく)でびっくり仰天だった事が懐かしく思い出されます~さらに英国盤より3曲もカット(Revolverも同様カットされてた!)。”ビートルズはロックンロールでなく、ロックなのよ”~うーん 何となく分かるなあ☺2020/11/29
tjZero
3
①ファンクラブ会報に連載されたコラム、②58枚のアルバム・レビュー、③様々な論客との対談集…の3部構成。その多彩な内容により、このバンドの尽きせぬ魅力を包括的に捉えることに成功している。全213曲の、どのナンバー、どのアルバム、何歳から聴き始めるか…で評価が全く異なってしまうことがよくわかる。さらに、その”違い”すら込みで楽しめてしまうビートルズの巨大さも。2020/09/14
きゃれら
2
ブルーノートのことで筆者のことは存じ上げていたが、ビートルズの担当とは知らなかった。しかも、解散後の。ということは、解散後のファンである自分は随分お世話になったわけで。なのにダメな曲にははっきりダメ出ししてて、痛快だったり。これが遺作というのが、極めて残念。そして悲しい。2020/08/13