内容説明
ワンパターンなレッスンにお悩みのピアノ講師必読!現代のこどもの傾向を踏まえた実践トレーニングで、感性・表現力豊かなピアニストを育てる!幼少期~小学生まで、発達段階・演奏レベルごとの課題を多方面から解決する指導テクニック集。
目次
1 フォームの向上を目指すために(指が寝てしまうフォームを改善しよう;指が開かないこどもへのアプローチ法;指の力の入れ具合をどう伝えるか ほか)
2 楽譜とのつきあい方とリズム感覚の育て方(こどもを譜読み嫌いにしないために;鍵盤の位置を覚えられないのはなぜ?;指づかいについての捉え方 ほか)
3 表現や音を意識できる子を育てていこう(音を考えて弾くことの大切さを伝えよう;“いい音”で演奏をするために;強弱の感覚を教えるには? ほか)
著者等紹介
笹本小野美[ササモトオノミ]
東京音楽大学附属高等学校を経て、同大学を卒業。ピアノを故三宅民規、小林由佳、淡路七穂子、声楽を水野賢司、イタリア語の舞台発音をフランチェスカ・ミッショの各氏に師事。ミラノ声楽マスターコースにて、アキッレ・ランポ史にコレペティのレッスンを受ける。大阪国際音楽コンクール二台ピアノ部門入選。スロヴァキアと広島にて、ブラチスラヴァカンマームジークシュピーラーと、東京では、ジャパンチェムバーフィルハーモニーと二台ピアノで共演。在学中より声楽との共演も多く、現在、アンサンブルを中心に演奏活動をしている。ピアノ講師としては、笹本音楽教室、楽器店にて常に約50名の生徒をレッスンしている
飯高陽子[イイダカヨウコ]
東京音楽大学声楽科卒業。ピアノを故古村義尚、宮崎和子、声楽を高橋啓三、水野賢司、加納里美、ソルフェージュを船橋洋介の各氏に師事。4歳よりピアノを始めるが、オペラの世界に魅了され声楽の道へ。在学中はその安定したピアノのテクニックに定評があり、伴奏者としても活動。CM等のレコーディングやエキストラにも多数参加、ジャンルを問わず幅広く音楽に携わる。卒業後は自身の演奏活動と同時に指導にも力を注ぎ、現在は出版・執筆まで活動の幅を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。