出版社内容情報
新しい時代における在日韓国・朝鮮人の生活に密着する法律上の問題について,歴史と現状をきっちりと分析して解説するとともに,その問題点を指摘して具体的提言をする。理念に流れず実務的な観点を重視し,専門的事項を実例を挙げながら平易な文章でわかりやすく説明する小冊子のシリーズ。
1 在日朝鮮人の参政権の成立
2 在日朝鮮人の選挙権行使
1 普選運動と朝鮮人
2 普選法の成立と在日朝鮮人
3 日本の諸政党に対する在日朝鮮人の支持動向
3 在日朝鮮人の被選挙権行使
1 朝鮮人立候補者の実像
2 衆議院議員選挙と朴春琴
4 在日朝鮮人の参政権の剥奪
内容説明
本書は、在日朝鮮人の参政権をめぐる歴史を対象とし、彼らが選挙権・被選挙権を有していた戦前期に焦点をあわせ考察を試みた。在日朝鮮人の参政権という問題を前に、当時の在日朝鮮人そして日本支配層がどのような考えをめぐらせ、どのような動向を示したのか―いわば、参政権問題を通じて、在日朝鮮人の社会運動史ならびに日本の在日朝鮮人支配政策史の一面を描き出すことが本研究の目的である。
目次
1 在日朝鮮人の参政権の成立
2 在日朝鮮人の選挙権行使
3 在日朝鮮人の被選挙権行使
4 在日朝鮮人の参政権の剥奪
感想・レビュー
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- 和書
- 闘争のエチカ 河出文庫