感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寺基千里
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デビュー前から80年代にかけて佐野元春がどのように駆け抜けてきたのかが本人の声を中心として鮮明に描かれている。僕自身、佐野元春を知るきっかけになり、彼の魅力にグッと引き込まれたのはこの1冊のおかげだと確信を持って言える。 常に音楽で表現したい事、リスナーに伝えたい想いで溢れる佐野元春のパッションに僕は惹かれている。80年台の中で佐野元春はもがき苦しみながらも、常にリスナーに音楽を届けようと真っ直ぐに歩み続けてきた。仕方のない事だが、80年代の佐野元春をリアルタイムで受容してみたかったと後悔してしまった。2020/01/07
