内容説明
さらにパウロの復活観の真髄を辿りながら、キリスト教信仰の核心である「復活」の理解を深める味わい深い黙想集。巻末には、著者の信仰的自伝ともいうべき“私の聖書物語”を収録。
目次
1 イースター随想(ボンヘッファーと婚約者マリーア;『マタイ受難曲』とカール・バルト)
2 現代美術における十字架と復活(プレッツェンゼーの“死の舞踏”―フルトリツカとボンヘッファー;復活者キリスト―シャガールの『緑の十字架』)
3 私の信仰告白(使徒パウロによる“最古の復活証言”;“私の聖書物語”―信仰の座標軸を求めて)
著者等紹介
宮田光雄[ミヤタミツオ]
1928年、高知県に生まれる。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。長年、学生聖書研究会を主宰して伝道に献身し、自宅内に学寮を建てて信仰に基づく共同生活を指導してきた。主な著書は『西ドイツの精神構造』(学士院賞)、『現代日本の民主主義』(吉野作造賞)、ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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