内容説明
急激な日本農業の衰退と混迷の中で、その窮況に耐え、それに勇気をもって立ち向かおうとして、農村と農業の再生と再建を願うキリスト者が、まさに「人間の問題」として、真剣に農業問題自体に取り組み、ようやく到達した境地を、喜びと確信をもって記録した野心的な問題作。「小規模・複合・有機・農業」を、日本の大地にもう一度取り戻したいという痛切な願いをこめて編まれた本書は、混迷する教会の農業伝道論に、新しい光を投じ、その再建と実践と前進に深く大きい示唆を与えてくれる。
目次
第1部 ニコニコ農業のひとびと(導入;有機農業の現場から;まとめ)
第2部 21世紀に向けての提言(総括と展望;おわりに)
著者等紹介
松村重雄[マツムラシゲオ]
日本基督教団弘前南教会牧師
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