内容説明
情報化社会に対応した活字資料の入手方法、ワープロによる文献・蔵書の活用術を中心に、書誌、情報理論の専門家が、書物とその周辺領域の整理のノウハウを公開する「最新読書技術事典」
目次
第1章 情報の収集(収書術;文献探索術)
第2章 情報の整理(文献資料の整理術;蔵書の整理術)
第3章 読書生活メモ(読書の技術;収集について;整理について;蔵書ということ;書物・文献;出版社・読者;図書館;古書と古書店;書物の周辺)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
2
朝日文庫版1986年刊。同年読了。まだパソコンがなかった時代、ワープロでの読書管理は先進的で、私も日々キーボードをたたいてフロッピーディスクに蔵書や読書メモを登録していた。あれから30数年、今は読メが私の強い味方。いや~時代は変わったわ(笑)。(2021.8メモ)
まじぇすた
2
ためになることろは多いけど、著者の気持ちが先走った文章で読んでいると何だか疲れる。説得力があるようで結局著者の思いで押し切っている感じがあるので素直に同意できない部分もある。古書収集、本や情報の整理、さらに本棚の作り方まで、本を中心とした情報収集に関するハウツーは読んだらすぐ実践できそうなくらい本当に細かく具体的に書かれているけど、もの凄く几帳面な人でないとできない気がする。色温度って言われても分かる人はそんなにいないだろう。データベースをガチガチのリレーショナルで構築する考え方に時代を感じる。2017/05/16
Takashi Edamoto
0
1ドル280円の時代の本なので、パソコンを使った管理云々については時代遅れの感はあるが、基本原則として情報の収集方法、整理方法は参考になると思う。 最後の方の読書生活メモについては整理以外のエッセイのようなもののまとめになるが、これはこれで当時の古書やその周辺の様子が分かって面白い。2013/04/03
agri
0
情報整理の勉強と古書好きなら是非に2012/07/26
KAZ
0
ワープロが出てきた頃のお話です