内容説明
配偶者との死別、幼い2人の子どもを抱えながらの絵本編集者としての活躍、息子の難病と障害、貧しかった彫刻家の父、若くして逝った友、そして震災後にたちあげた「3・11絵本プロジェクトいわて」のことなど、人生の様々な試練と悲しみ、出会いと喜びを、美しい言葉で綴った待望のエッセイ集。自らの人生を引き受け、前向きに生きていくことへの、励ましに満ちたメッセージ。
目次
1 狭い門から―暮しに生きることば
2 生きるよろこび
3 友情のためのレシピ
4 追憶/家族
5 クリスマスの思い出
6 絵本づくりの日々―世界の街角から
著者等紹介
末盛千枝子[スエモリチエコ]
1941年、彫刻家舟越保武と道子の長女として東京に生まれ、4歳から10歳まで盛岡で育った。小学校3年生のときカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学卒業後、至光社、ジー・シー・プレスなどで絵本編集者として活躍、『あさ・One Morning』が1986年ボローニャ国際児童図書展グランプリ、ニューヨークタイムズ年間最優秀絵本、また国内ではサンケイ児童出版文化賞最優秀絵本などに選びれた。1988年、株式会社すえもりブックスを設立して代表となり、数々の絵本、書籍を出版。2002年から2006年まで国際児童図書評議会(IBBY)の国際理事を務めた。東日本大震災後に「3.11絵本プロジェクトいわて」を立ち上げ、代表として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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