内容説明
小説家・田中小実昌の父にして、独立教会「アサ会」の牧師であった田中遵聖。長らく眠っていたその礼拝説教集をここに復刊。小説『アメン父』などをつうじて断片的に知られるのみだった無類の信仰が、「受け」「奪い」「直接する」など独自の表現とともに蘇る。写真家・神藏美子による解説付。
目次
聖霊は証明しまた通達する
白い衣
白い衣を着た人々
イエス様捕われの夜 十字架迄の主
神の僕
先なる者と後なる者
復活につき
ゲラセネの悪鬼に憑かれし者 癒し
出エジプトとアサ
名の天に記されしを〔ほか〕
著者等紹介
田中遵聖[タナカジュンセイ]
1885年、静岡県生まれ。留学先の米国ワシントン州シアトルにてキリスト教と出会い、久布白直勝から受洗。帰国後、1916年に東京学院(現、関東学院)神学部に入学し、牧師となる。1928年に福岡・八幡山中で「アサ会」を立ち上げたのち、広島・呉にて伝道活動に従事する。1958年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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