権利論―レフト・リバタリアニズム宣言

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権利論―レフト・リバタリアニズム宣言

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  • サイズ A5判/ページ数 499p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784400407409
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3012

出版社内容情報

レフト・リバタリアニズム(左派完全自由主義)とは何か?

それは、万人に自己所有権と、自然資源の完全に平等な原初取得を認める完全自由主義である。個人はそれらの所有を用いて自由に活動し、その結果、人類の第一世代に社会的格差が生じる。しかし、所有権の主体は生者であり、相続は一切認めない。第一世代の遺産は第二世代に平等に再配分される。また個人の遺伝的特質は一種の自然資源だから、多く持つ者は少なく持つ者に補償する義務を負う、......。
こうした理論構成により自由と平等が均衡する社会を首尾一貫した原理に基づいて構想した本書(1994年)は、レフト・リバタリアニズムの記念碑的大著として声価が高い。昨今のベーシック・インカム論にも示唆するところ大きい。

第一章 序 論
第二章 自 由
第三章 権 利
第四章 道徳的思考
第五章 経済的思考
第六章 正 義
第七章 原初の権利
第八章 結 論──正しい再配分

ヒレル スタイナー[ヒレル スタイナー]
1942年生まれ。カナダのトロントで育ち、トロント大学で経済学を学んだ後、イギリスのマンチェスター大学でPh. D.取得。1995年に母校の政治学科教授に就任、現在は同大学名誉教授。英国学士院会員。政治哲学、法哲学の分野で多数の業績がある。

浅野 幸治[アサノ コウジ]
1961年生まれ。東北大学文学部、同大学院文学研究科修士課程を経てテキサス大学でPh. D.取得。専攻哲学。現在、豊田工業大学准教授。訳書:バニエ『人間になる』、マリーナ『古代ユダヤへのタイムトラベル』ほか。

内容説明

自由と平等のダイナミックな均衡。

目次

第1章 序論
第2章 自由
第3章 権利
第4章 道徳的思考
第5章 経済的思考
第6章 正義
第7章 原初の権利
第8章 結論―正しい再配分

著者等紹介

スタイナー,ヒレル[スタイナー,ヒレル] [Steiner,Hillel]
1942年生まれ。カナダのトロントで育つ。トロント大学で経済学を学んだ後、イギリスのマンチェスター大学でPh.D.取得。1995年に母校の政治学科教授に就任、現在は同大学名誉教授。英国学士院会員。政治哲学、法哲学の分野で多数の業績があり、左派完全自由主義の見解を深化展開している

浅野幸治[アサノコウジ]
1961年生まれ。東北大学文学部、同大学院文学研究科修士課程を経てテキサス大学でPh.D.取得。専攻哲学。現在、豊田工業大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すずき

2
左派リバタリアンとして著名なスタイナーが自由、権利、正義などについて書いた主著の翻訳。訳は読みやすい(4〜6章は原文の時点で対話形式多めで、今誰の発言か、メインの主張をサポートする議論か否かが追いにくい)。物理的に共存可能な行為のみを自由として定義し、権利もそれにならって衝突が生じないように各人の領域を所有権として確定させる。正義はそうした領域の平等な配分について関わる。非常に大胆な主張だが論証も説得的。また、ホーフェルド分析に乗りつつ法的権利との関連を意識した記述で法哲学の関心を持つ人にもおすすめ。2021/04/25

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