誰にも言わないと言ったけれど―黒人神学と私

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誰にも言わないと言ったけれど―黒人神学と私

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784400323570
  • NDC分類 191.04
  • Cコード C1016

目次

1 抑えられぬもの―仮面を脱ぎ捨てて
2 主のなされたこと―黒人神学とブラック・パワー
3 あなたもあそこにいたなら―黒人解放の神学
4 主が私の名を呼んだとき―批判者から学ぶ
5 主が私の魂を救ったとき―生徒から学ぶ
6 足が動き出し、物語が始まる―十字架とリンチの木
7 歌が始まり、声が響き渡る―ボールドウィンから学ぶ

著者等紹介

コーン,ジェイムズ・H.[コーン,ジェイムズH.] [Cone,James H.]
1938年、米・アーカンソー州生まれ。アフリカン・メソジスト監督教会牧師。黒人解放の神学の提唱者としてユニオン神学校教授を務め、2018年にはアメリカ芸術科学アカデミーのフェローに選出された。2018年4月28日、逝去

榎本空[エノモトソラ]
1988年、滋賀県に生まれ、沖縄県伊江島で育つ。同志社大学神学部修士課程修了。台湾・長栄大学で神学者C.S.ソンに師事。米・ユニオン神学校S.T.M.卒業。2018年よりノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士後期課程に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

14
この本を知ったのはビーター・バラカンさんの番組で。ジャズ、ブルース、それらを母とするロックンロール、エンタメとしてこれらを消費するだけの身が恥ずかしくなる。黒人奴隷が登場する物語で生きる支えとして信仰が描かれることは多いけど、なぜ黒人が白人のイエスの教えで救われるのか、黒人とか白人という分類は超後付けの理論で、元々は「太陽は暖かい」ぐらいの普遍的な教えだったのだろう。出エジプト記で描かれる解放こそがキリスト教の真髄なのに、白人の侵略の歴史において解放ではなく囲い込みのツールとなってしまったことが最大の悲→2021/09/08

いとう・しんご singoito2

5
'18年に亡くなった黒人神学者の神学的自伝。K.ウェストつながりで読んで見ました。自らの神学をブルースと自称する彼のキリスト教理解は、おそらく現代にあって最も的確、適切なものでしょう。また、古くはベッシ-・スミスやビリー・ホリデー、新しくはプリンスまでたくさんの黒人ミュージシャンの名前が登場するのも、ブラックミュージック大好き人間の私にはサイコーでした。でも、けっして軽薄でポップな本じゃ在りません、念のため。2022/06/08

lamontagne

5
ピーター・バラカンさんのラジオに訳者の榎本空さんがメッセージを寄せていたので、読んでみた。狭い意味で「学問」を捉えるなら「黒人解放の神学」は学問とはみなされないのだろうけれど、むしろこのような学問とその外部との摩擦にこそ、新しい形の学問が生まれる可能性があるのだろうと考えた。上野千鶴子先生が「学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とは〔…〕異文化が摩擦するところに生まれるからだ」と言っていたことと通じるものがある。2020/06/21

ころりん

1
「悲劇の中に美しさを見出すこと、それは気の遠くなるような挑戦である。そのためには、神学的な目が必要なのだ。表面に現れている事物の奥に入り込み、その根源に触れることのできる神学的な目」247頁 「黒人神学」の巨匠、J・H・コーンの絶筆。 四百年の奴隷化・非人間化をそのままにして、何が「キリスト教神学」だ、と白人神学を一蹴した。 ニグロ、奴隷、呪われた人種とスティグマを押しつけるアメリカで、尊厳と力をもたらしたのは、皮肉にもキリスト教の福音。 福音は「ブルース」。 頭の中で、なんか重低音が響き続けてる。2020/08/16

読書ノオト

0
強烈なビンタ。叱られている。そのきまり悪さと恥ずかしさから、決して逃げてはならない。それは愛だからだ。愛の叱咤なのだ。黒人たちが味わってきた苦難は、人間性の否定であり、心身の文字通りの破壊である。攻撃と流血と搾取、逃げようのない恐怖。私が味わっているきまり悪さと恥ずかしさ、しかもそれは愛に基づいているというのに、なぜそれから「逃げよう」などと考えられようか。マジョリティであること、その無自覚な権力行使と無敵バリアとして機能している透明性を破壊しなければならない。それは、人間性の否定ではなく回復なのだから。2022/10/13

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