出版社内容情報
上巻は「初代教会から宗教改革の夜明けまで」―本書はキリスト教の本格的な通史。図版・地図・年表多数収録。図書館必備の書。案内カタログあり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
5
読みたかった本書もやっとこさ。 「勝利主義史観とは違う視点」とある通り、公正であろうとする記述も、著者をしてページターナーとしています。 キリスト教の公認にも、異端問題にも、教職者の腐敗にも、教会自体が準備できておらず、という繰り返し。 「思い煩う」のも誘惑だけど、問題に向き合えないで「平気なフリをする」ってのも、同じくらい致命的な誘惑なんだろうなぁ~ 折しも、ブラジル人の友人と知り合った今、上巻の最後がブラジルへの宣教について扱っていて、それも興味深く読みました。 教会は仕えるための存在だと忘れまい。2015/10/28
ドロレス
0
キリスト教史の本は色々あるけどこれが決定版
futhork
0
上巻は宗教改革前まで。とにかく、政治的闘争というか、醜い世界だな、というのが一番の感想だけれども、こういう歴史があって、それでも教会って続いていくんだから、なんだかとてつもない世界だと思う。2023/05/28