内容説明
「キリスト教」の起源。史的イエス研究の第一線に立ち続けてきた著名な聖書学者が、自らのイエス観と信仰観のエッセンスをインタビュー形式に託して率直に語った好著。目の覚めるような聖書解釈によって明らかにされたイエスの言動の真意。
目次
1 ともかく福音書を読んでみよう
2 イエスは神の御子、処女マリヤの子か
3 洗礼者ヨハネとイエスはどう関わったのか
4 イエスは何を教えたのか
5 イエスは奇蹟を起こしたのか
6 キリスト教はイエスの新興宗教か
7 誰がなぜイエスを処刑したのか
8 復活の日に何があったのか
9 どのようにしてイエスがキリストになったのか
著者等紹介
クロッサン,ジョン・ドミニク[クロッサン,ジョンドミニク] [Crossan,John Dominic]
1934年アイルランド生まれ。16歳でマリアの僕修道会に入り24歳で司祭に叙階。教皇庁立聖書学研究所などで学ぶ。後に還俗。シカゴにあるド・ポール大学教授として長く教鞭をとった。史的イエス研究の「第三の波」を代表する聖書学者として精力的な執筆活動をしている
飯郷友康[イイゴウトモヤス]
1971年東京生まれ。立教大学文学部キリスト教学科卒。ヘブライ大学博士課程留学。専攻は古代中世ヘブライ文学。現在、聖公会神学院非常勤講師、農村伝道神学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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