内容説明
「食材や調味料まで、厳選するようになったのは、四十のとき、がんの手術をしてからです。どんな病気もそうだろうけれど、治療を受けた後が、だいじ。…(本文より)」と、はじめた岸本葉子さんの、体にいいごはん作り。何とこれがめっぽうおいしく、手間いらず。その上、便秘解消、肌もつやつや…。対象に心を沿わせて、快いものを見つける人気エッセイストの暮らし方とレシピを紹介。
目次
mental(頑張り過ぎる自分との付き合い方;迷ったときの解決法;色は元気を与えてくれる ほか)
physical(体が重いと感じたら;笑顔でいるには歯がたいせつ;私の豆まめ生活)
goods(使いいいから捨てられない;ふだん着こそ選びたい;食材の買い出しはたいへんだけど ほか)
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年鎌倉市生まれ。東京大学卒業後、保険会社勤務を経て中国北京外国語学院に留学。現在、エッセイストとして活躍中。数年前にがんにかかり、回復。これを契機に「食」本来のあり方と向き合い、生まれたのが、しみじみおいしい岸本流ごはん。多くのファンをもつその暮らし方に、魅力ある広がりを与えている
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感想・レビュー
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アルパカ
6
長芋のパウンドケーキには驚いた。今度作ってみようかな、と思う。2020/10/24
子どもたちのママ
3
無農薬野菜にこだわったりストイックなマクロビアンなんだろうなと思って読み始めてみたら意外とマネできそうで親近感。病気になる以前の生活が、野菜を意識的に多めに摂る、などのごく普通でまっとうな健康志向の人だからこそ、今現在の食生活にも無理がなく違和感がないんだろう。無農薬オンリーなんて、桁違いのセレブじゃないと無理!と思うし、何だか潔癖過ぎてこだわりが強すぎるのも逆に病的だと思うからだ。その点、岸本さんの食生活は心身ともに健康的で素敵だなと思う。たかきびとそばの実、食べてみたい。2016/01/04
サクラ
2
40代での大病をされてからのお食事を写真つきで。 お肉を食べないなどマクロビオティック的。 手間とのバランスを考えられた継続可能な内容だなと思いました。ただ、自分に置き換えると今は無理かな💦。2022/04/17
コパン
2
派手ではないが、こういう生き方もいいなぁと時々思わされるのは何故だろう。2018/01/29
hinako
2
再読。この本と、「根菜ご飯」の本は大好きでよく読み返します。写真も綺麗だし、本の装丁も好き。2013/11/02