出版社内容情報
2018年 “心が救われるマンガ” No.1!!!
雑誌、SNSで大絶賛の話題書!!
[ダ・ヴィンチ][an・an][BRUTUS][TV Bros.]等
歩み寄る女王と子犬。
両親の事故死により、田汲朝(たくみ・あさ、15)が
小説家の叔母・高代槙生(こうだい・まきお、35)の家に住んでしばらく。
親友・えみりを家に招いた朝だったが、槙生の人見知りが発動。
「超超超超ひとりになりたい」と槙生は執筆に没頭した……。
こちらを拒むかのような槙生の背中に、しょげる朝。
そこへ通常モードに戻った槙生は―――?
不器用人間と子犬のような姪がおくる
年の差同居譚、手を繋ぎ合う第3巻!
ヤマシタトモコ[ヤマシタトモコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
64
感想日記をまだ書き続けている、朝。へー。時々、その日記帳を開きっぱなしに。他人(といっても、槙生だけですがね)に読まれても気にならないと。高校入学式の夜、亡き母を思う。<わたしは、もう、母の意向に添うことも、母の助言を求めることも、どちらも、できないのだった/ていうか、事故で死んじゃって、わたしの愚かさを叱られることもなく、……「ぽつ――ん」……>と。そこで、日記に絵文字も入れつつ、「でも勝手にしんじゃった人が悪いと思う」と書く。が、すぐにその文章にはたくさんの横線を引いた後、鰻の絵に変身させる。へー。⇒2020/11/02
ままこ
59
さみしさを理解はしないが受け入れる。根本的なさみしさを訴える朝ちゃんに、槙生ちゃん自分なりの真摯な対応がいい。2024/01/28
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
30
祝!2024年映画化!!新垣結衣さんか〜どうかなぁ〜見る?2024/05/30
かさお
29
1.2巻は助走みたいな感じで、3巻はビュンビュン心が走り回る。幾つも響く言葉があり、付箋だらけになりそう。 10代の頃の息ぐるしさ、私は普通か?大人になってからの手慣れた二面性、私はイヤな奴か?色んな感情が蘇り、ひとり同窓会気分。特に13話。本文より【あなたが私の息苦しさを理解しないのと同じようにわたしもあなたのさみしさは理解できない。それはあなたとわたしが別な人間だから】私は15歳のときに、こんな真実を言う大人に出会った事はない。そして大人は傷つかないとも思っていた。35歳と15歳。まさに異国人。2024/06/22
くたくた
27
本屋に2巻がなく、3巻を先読み。弁護士の塔野さん、いい味出してる。本人に自覚があるかどうかはともかくこの人も「違国」の住人ではなかろうか。