感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
11
ガタイがよくて、器量がいいとはいえない里さんは、短期で家事を請け負うスーパー家政婦さん。落ち目の女性脚本家、妻に先立たれ、なつかない子どもに戸惑う父親、シェアハウスに集う売れない作家たちが、彼女の料理とそのキャラで再生していく…はありがちな話だけれど、里さんがバイセクシュアルで、雇い主やそれに類する人と関係を持つので、一風変わった印象。それ以上に、彼女がつくる料理の数々が気になる。最終ページにレシピが付いてるけれど、本格的でチャレンジの道は遠い…。2013/06/11
まりもん
6
里さんは最強だ。 自分のチャームポイントを知っているからもてるんだよな。2011/04/22
椿
5
「ラ・メゾン・イヤサカ」が面白かったよ〜。作家、漫画家、イラストレーター等のクリエイティブな共同生活。みんな気が強くてポリシーがあって。傷付いた人の話を楽しそうに、取材!とメモるところが心に残ったよ。図太くなきゃ、出来ない仕事だね〜。2015/06/17
ビスケ
5
里さんが生活に入り込んだことで、本音を露わにする絵描き&文筆家グループの話がすごく面白い。小池田マヤの人間の描き方って、容赦なくていいなあ。なんだかクセになりそう……。2011/01/24
noiko
5
食欲は動物の本能、食事欲は経験によって作られる。大好きな里もの新作!シリーズ最終話が前回で既に描かれているのである意味安心して読める。賑やかなイヤサカメンバーにはまた会いたい。レシピつき有り難いが里の料理はご飯よりドリンクが進みそうなものばかりなので日中は危険だなあ。朝食に作った蓮の花スープ絶品でした。この本自体が美味しく食べて楽しく生きる一役。2010/12/10