内容説明
本書は日清・日露・大東亜戦争において活躍した軍人の物語である。
目次
単騎シベリア横断・福島安正中佐―十余年後の日露戦争に備えたわが国情報将校の草分け
「杉野はいずこ」・広瀬武夫中佐―船とともに骨を埋めん、旅順のほとり
満州義軍総統・花田仲之助中佐―馬賊を束ねて神出鬼没、ロシア軍の背後を攪乱
遼陽城頭に散る・橘周太中佐―首山堡攻防の先頭に立った名大隊長
ハルビンに刑死した特別任務班員・横川省三―敵国ロシアの人びとまで心打たれた横川と沖の最後
第六号潜水艇長・佐久間勉大尉―内外を感銘させた沈着冷静な最期と遺書
インド独立の母・藤原岩市少佐―英国の支配を打ち破った藤原機関とチャンドラ・ボースの戦い
中野学校第二期生・柳川宗茂中尉―インドネシアを独立へと導いた特殊任務将校
指揮官はいかにあるべきか・今村均大将―戦犯とされた部下と苦楽をともにしたラバウルの名将
著者等紹介
岡田幹彦[オカダミキヒコ]
昭和21年、北海道生まれ。国学院大学中退。日本政策研究センター主任研究員。学生時代よりわが国の歴史および人物についての研究を始め、月刊『明日への選択』に多くの人物伝を執筆、全国各地で講演活動を展開中
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