WE ARE DATA(ウィ・アー・データ)―アルゴリズムが「私」を決める

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電書あり

WE ARE DATA(ウィ・アー・データ)―アルゴリズムが「私」を決める

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 20時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 452p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822255428
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

Googleが知ってる?あなた?は誰?

検索履歴やスマホの位置情報から自動的に生成され、
刻々と変貌しながらデジタル空間をさまよう「データの幽霊」
(=デジタル・アイデンティティー)の正体に迫る!


アルゴリズム解析を前にすると、「私たちが何者なのか?」という問いは、「コンピューターは私たちを何者だと言っているか?」という問いに等しくなる。アルゴリズムによって「セレブリティー」とされたり「信用できない」とされたりするのと同じように、生身の個人としての自分を無視された私たちは、自らの生をコントロールできなくなる……。[序章より]


……著者は述べる。「私たちは、私たちの実在がもっぱらデータである世界に生きているわけではなく、私たちの実在がデータによって拡張される世界に生きている。つまり、私たちはすでにデータでできている。…テクノロジー派未来主義者の言うシンギュラリティーは決して訪れない。なぜなら、すでにここにあるからだ。」
 肉体の死を超えて、自我や意識がサイバー空間の中で「生き続ける」というファンタジーは、すでにデータとなって漂流している私たち自身の迷妄である。ひとつだけ確かなことは、私たちが実在の死を迎えても、私たちの個人データはサイバー空間を漂い続けるということだ。[武邑光裕氏・解説より]


序章
第1章 カテゴリー化――データを使える形にする
第2章 管理――アルゴリズムはあなたを捕まえる
第3章 主体性――あなたは何者だと思われているか
第4章 プライバシー――命懸けの要求
まとめ コンピューターの中の幽霊
解説 武邑光裕


ジョン・チェニー=リッポルド[ジョンチェニーリッポルド]
著・文・その他

高取 芳彦[タカトリヨシヒコ]
翻訳

武邑 光裕[タケムラミツヒロ]
解説

内容説明

Googleが知ってる“あなた”は誰?検索履歴やスマホの位置情報から自動的に生成され、刻々と変貌しながらデジタル空間をさまよう「データの幽霊」(=デジタル・アイデンティティー)の正体に迫る!

目次

第1章 カテゴリー化―データを使える形にする
第2章 管理―アルゴリズムはあなたを捕まえる
第3章 主体性―あなたは何者だと思われているか
第4章 プライバシー―命懸けの要求
まとめ コンピューターの中の幽霊

著者等紹介

チェニー=リッポルド,ジョン[チェニーリッポルド,ジョン] [Cheney‐Lippold,John]
米国ミシガン大学アメリカ文化学部デジタル研究分野の准教授で、デジタル市民権、アイデンティティーとプライバシー、監視社会についての講義を担当し、インターネット、カルチュラル・スタディーズ、コードとアルゴリズム研究を専門とする

高取芳彦[タカトリヨシヒコ]
1982年、神奈川県生まれ。ニュース記事を中心に翻訳・編集を手がける

武邑光裕[タケムラミツヒロ]
メディア美学者。QON Inc.ベルリン支局長。1954年生まれ。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイブの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

4
ミンスキーは、幼児は長い時間をかけて複数の自己モデルを作り、それらを目標設定して自己規律を課しながら近づいていくという。自己とは生命体においては長期計画的な目標なのである。一方、アルゴリズムは検索履歴や位置情報の数値から、それ「らしさ」を一瞬のうちに計算し、「あなた」という確率的自己モデルを提示する。私はそれを受け入れるべきなのか?監視社会とデジタル市民権が専門である著者は、新たな権力となったプラットフォーマーに対抗するメタデータの「ぼかし」戦略を読者に提案する。我々自身が解読困難な暗号となりうるのだ。2018/10/05

たぬき

1
著者のelseの考えだと、この邦訳タイトルは誤解を招くのでは? 生政治論は、雑に言うと断絶よりも連続性を強調して微視的な権力を思考するものだが、その難しさが、まとめ部の、シンギュラリティはおこらない、のあたりのゆっくり読まないとしづらい記述によく出ている。 訳も難しかったと思うが原文も見てみたい。2020/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12805670
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。