とめどなくちいさき人へ

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  • サイズ 46判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396636982
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

決して手を汚さず、
意のままに誰でも殺せたら――。
内なる怪物は牙を剥き、この世界の底が抜ける。
憎悪と暴力の果てにある人間の本質を暴く、血と力の黙示録。

「死ね、死ね、死ね」
人間はそうやって毒づきながら生きている異常な生物なのだ。
経済団体で働く41歳の久美は、功児と結婚して15年。冷え切ったものを感じながらも、ふたりの子供を育てている。一方で取引先の橋爪に亡き弟の姿を重ねる久美は、ある日、かつて橋爪をいじめた鳥谷という男を目撃。「あんな男、滅多打ちにして、廃人一歩手前にしてやればいい」一週間後、ランニング中の鳥谷が何者かに襲われ殺された。これを発端に、憎しみを向けた相手が次々と謎の死を遂げ、久美は自分に「身近な人を呪い殺す力」があることを思い知る。久美は“実感なき殺人”を繰り返す己のカを制御しようとするが……。


【目次】

内容説明

経済団体で働く41歳の久美は、功児と結婚して15年。冷え切ったものを感じながらも、ふたりの子供を育てている。一方で取引先の橋爪に亡き弟の姿を重ねる久美は、ある日、かつて橋爪をいじめた鳥谷という男を目撃。「あんな男、滅多打ちにして、廃人一歩手前にしてやればいい」一週間後、ランニング中の鳥谷が何者かに襲われ殺された。これを発端に、憎しみを向けた相手が次々と謎の死を遂げ、久美は自分に「身近な人を呪い殺す力」があることを思い知る。久美は”実感なき殺人”を繰り返す己の力を制御しようとするが…。内なる怪物は牙を剥き、この世界の底が抜ける。憎悪と暴力の果てにある人間の本質を暴く、血と力の黙示録。

著者等紹介

白石一文[シライシカズフミ]
1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』(祥伝社)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

55
感想を書きにくい…。「あんな男、滅多打ちにして廃人一歩手前にしてやればいい」と思ったらその相手が殺された。これを機に憎しみを向けた相手が次々に死に、自分に人を呪い殺す力があることに気づいた41歳の久美。どんどんエスカレートする久美の力は呪う相手だけでなくその周囲にも及び大量殺戮を起こしてしまう。その力はどこから来たのか?夫の不自然な行動の謎は?確かに一気読みできたけど何だかなあという気持ち。白石さん、どうしたの?2026/10/07

TI

7
願うとその人が死んでしまうというデスノートっぽい話。主人公は40すぎの主婦だけども。つまらなくはないがだんだん退屈に。この作者のイメージとはだいぶ違う作品。2026/09/27

おうさま

7
今まで読んだ白石作品のイメージが・・・ 読み始めは私の知る白石さんだったのに、まさか異能力の展開が待っているとは 心のどこかでこの能力が欲しいと思ってしまうのは いけないことなのかな そんなことがふと頭をよぎってしまいました2026/09/10

あずき

6
もしこんな能力があったら、実際使ってしまうか?またその能力が自分の思った以上の効力を発揮してしまったとしたら自分だったらどうしただろうと読者中思いつつ、ラストにかけての主人公の緊迫した心情と想像外の展開にタイトルや表紙の意味するものを改めて感じた次第。2026/09/23

K

1
(20260920)白石さん、ここまで堕ちたか…。しかも名作「ほかならぬ人へ」と韻を踏んだタイトルにしたのも、自作を無碍にする行為。人が死に過ぎる。。いや殺しすぎる。円谷作品へのオマージュのつもりが、完全に貶めている。前は白石さんの小説大好きで…でも15年前ぐらいから主題や設定がおかしくなってきて。でも、細部に宿る神的表現が好きで、必ず読んできたけど、今回、それさえもなし。もうやめ時かもな。2026/10/01

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