二律背反

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396636487
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「おれにとってはおまえが正義だ」
独自のコーチ哲学を貫くプロ野球の投手コーチ二見が
球界の闇、盟友の無念に迫るミステリー!
13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げた。
なぜ今になってこの世を去らねばならなかったのか――

20年ぶりのリーグ優勝を目前にするプロ野球・横濱セイバーズ。その快進撃の立役者である投手コーチ二見里志は、抑えの新田隆之介らの疲労管理に頭を悩ませ、リリーフ陣を酷使したがる辻原監督と衝突が絶えない。そんな里志のもとに、突然の訃報が届く。里志の現役時代の恩人であり、ある〝罪〟の発覚以来、球界を追放されていた盟友・檀野晋が亡くなったという。当初、自殺と思われていた事件は殺人と発表され……。
「檀さん。これでも俺は、正義の男だと言えるのか――」

内容説明

二十年ぶりのリーグ優勝を目前にするプロ野球・横濱セイバーズ。その快進撃の立役者である投手コーチ二見里志は、抑えの新田隆之介らの疲労管理に頭を悩ませ、リリーフ陣を酷使したがる辻原監督と衝突が絶えない。そんな里志のもとに、突然の訃報が届く。里志の現役時代の恩人であり、ある“罪”の発覚以来、球界を追放されていた盟友・檀野晋が亡くなったという。当初、自殺と思われていた事件は殺人と発表され…。

著者等紹介

本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞候補となりデビュー。『トリダシ』で第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補、『傍流の記者』で第159回直木三十五賞候補。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

190
本城 雅人は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。野球小説は、結構読んでいますが、投手コーチが主人公の小説は初めてでした。野球好きの方には、オススメです。プロ野球の裏側もミステリも楽しめます。 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=97843966364872023/10/18

ma-bo

114
20年振りの優勝が目前の横濱セイバーズ。主人公は投手コーチの二見。彼の哲学や、苦労、投手達との関わり、監督や他コーチとの軋轢、シーズン最終盤の激しい優勝争いが描かれる。そんな中13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げる。二見にとって恩人にあたる人だが、球界を去らなければならなかった原因の真相を二見は知っている。野球小説とミステリーの融合作。最後に二見が取った行動は彼の哲学に二律背反。巻末に執筆にあたっての協力に千葉ロッテ監督(ピッチングコーチも長く務められた)吉井理人氏の名がありました。2024/03/06

アキ

100
マジックが点灯したプロ野球チームの投手コーチが主人公の小説だが、それと並行して現役時代に世話になった先輩ピッチャーの突然の死去を記者から知らされる。優勝を目指すチームの監督との軋轢や、先発とリリーフ陣との諍い、若手のリリーフエースの傍若無人ぶりなど投手コーチとしての悩みや信念は、どんな組織にも共通の、人をどう育てるかに通じるものがあった。最後に明かされる事件との絡みは、サスペンスの要素もあり一気に読み通せた。長いペナントレースは、長編小説のように途中で伏線を張っておくことが大事なのですね。面白かったです。2024/01/21

ゆみねこ

85
20年ぶりのリーグ優勝を目前にしたプロ野球チームの投手コーチ・二見里志。リリーフ起用を巡る監督との意見の相違、ベテランエースと急成長した若手のリリーフ投手の不仲、悩みながら日々を送る里志に届いた訃報。かって尊敬する先輩でもあり、13年前に球界を追放された檀野晋の不審な死。檀野の死の真相解明からの優勝がかか143試合目のゲーム。読み始めは中々乗れなかったが最後は一気に読破。野球のコーチって心身ともにキツそうだ。2023/09/27

オーウェン

65
投手コーチである二見は自分のチームが優勝争いをしているのに満足している。 ただ2位のチームがすぐそこに迫っており、終盤のピッチャーのやりくりを苦労していた。 その折に現役だった時のチームメイトが殺されたとのニュースが。 報道で焦る状況に対し、自分で何とか問題を解決しようとする様。 野球小説のような知識や蘊蓄がこれもかと知れるが、最後に意外な真相が。 所々で明かされていた伏線が形になるとき、二見は苦い決断をする。 それは愛する野球を守るために。2023/11/21

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