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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396636364
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

七百以上の城を陥し「神人」と畏怖された不敗の男。
「海に沈む夕日を見たい――」モンゴル軍を率いた漢人武将は、
たった一つの夢を叶えるために地の涯を目指す。
歴史に埋もれた智勇兼備の名将の一生を描く!
 
中国史上ただひとり、陸路で地中海に達した武将がいた。男の名は郭侃。祖父の代からモンゴルに仕え、攻城戦と砲兵に長けた漢人だった。1253年モンゴル帝国は、イスラム世界の征服とさらなる領土拡大のため「フラグの大西征」を開始。37歳の郭侃は、15万の蒙古軍部隊長として西方遠征の途についた。新兵器「回回(フイフイ)砲」をひっさげ、瞬く間に各地を陥落させる。だがエジプトを前に、隻眼の猛将バイバルスが立ちはだかり……。

内容説明

中国史上ただひとり、陸路で地中海に達した武将がいた。男の名は郭侃。祖父の代からモンゴルに仕え、攻城戦と砲術に長けた漢人だった。1253年モンゴル帝国は、イスラム世界の征服とさらなる領土拡大のため「フラグの大西征」を開始。37歳の郭侃は、15万の蒙古軍部隊長として西方遠征の途についた。新兵器「回回砲」をひっさげ、瞬く間に各地を陥落させる。だがエジプトを前に、隻眼の猛将バイバルスが立ちはだかり…。歴史に埋もれた智勇兼備の名将の一生を描く!

著者等紹介

田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に…」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

197
以前から気になっていた田中 芳樹、初読です。SF小説作家の認識でしたが、北方謙三同様、中国の歴史小説も結構書いていました。主人公がモンゴル人ではなく、北方謙三のチンギス紀にもまだ登場していないモンゴル軍を率いた漢人武将 郭侃が主役なのが新鮮でした。全世界征服を狙い皆殺し殲滅のモンゴル軍恐るべし。これを機会に田中 芳樹の作品を読んでみたいと思います。 https://www.shodensha.co.jp/zansyo/ https://www.youtube.com/watch?v=u__Y_IkQGZ82023/01/21

まちゃ

81
モンゴル帝国の「フラグの大西征」に参加して地中海を見た漢人武将・郭侃(かくかん)。被征服民である彼の視点からの西方遠征。既読の井上靖「蒼き狼」を思い出しながら読みました。「蒼き狼」の壮大さには及びませんでしたが、楽しめる作品でした。2023/03/12

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62
🌟🌟🌟☆☆。13世紀初頭にモンゴル帝国が中央アジア一帯を征服せんが為に行った大西征。そこに参加して地中海に辿り着き沈む夕陽を拝んだ中国人将軍の郭侃(かくかん)の物語。300ページもない内容は良く言えば、難しい蘊蓄とか歴史とか全カットして必要な部分もかなり噛み砕いて書いてあるので、とっつきやすい。悪く言えば物語の輪郭がボンヤリし過ぎているが為、味気なさを感じて飽きてしまう。モンゴル人は残虐非道。郭侃の生きざまはなんだかサラリーマンの悲哀にも似ていてとにかく全体的に涙が出るくらい切ない話だった。2023/04/21

ふみあき

56
モンゴル帝国に仕えた漢人で「中華帝国の歴史上、陸路でもっとも西に達した武将」、また『元史』に「東天の将軍は神人なり」と記された郭侃が主人公。著者の中国歴史物は、ほぼ全て読んでいるが、本作の時代背景は『海嘯』と重なる。何だかモンゴル人の残虐非道さが印象に残る小説だった。女子供も構わず全住民を皆殺しにしたり、貴人を処刑する際、絨毯にくるんで馬蹄で踏み潰したりするのは聞いたことあったが、まぁ、人類が確実に進歩していることが分かっていいか。著者は去年、古希を迎えたが、エンタメ作家として現役なのを改めて確認できた。2023/01/28

優希

49
面白かったです。田中芳樹初読みです。モンゴルを舞台にした作品なんですね。読みやすく引き込まれました。かなりスケールが感じられ、強い人々の営みを見た気がします。楽しめました。2023/04/14

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