出版社内容情報
欲望の正体を求めて。想像力の旅が始まる。
NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を
完全書籍化
番組では放送されなかったインタビューも収録
理想、喪失、そして分断
アメリカはどこへ行こうとしているのか?
格差、Black Lives Matter、テロとの戦い、暴力、銃、ポピュリズム…
「偉大なる」実験国家の光と影
ジャン=リュック・ゴダール
ブルース・シュルマン
カート・アンダーセン
ジョセフ・ヒース
ジョナサン・ローゼンバウム
アリソン・ウィルモア
戦後から2010年代までを
主に映画のスクリーンから
証言者のコメントを織り交ぜながら考察する
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『世界サブカルチャー史』2冊目となる本書では、
戦後50年代から2 0 1 0年代まで、アメリカの変化を、
映画のスクリーンから、時代を彩った事件などから大衆の欲望の形を読み取り、
その時代を呼吸した人々の息づかいを感じ取ることを試みる。
ポップ、サブ、社会の空気の変遷の物語、
その変化を促すものの正体を捕まえようとする試論だ。
本書では、5人の異才の証言、考察をお届けする。
「超大国」のもう一つの姿が、あなたの中に、浮かび上がることと思う。 (「はじめに」より)
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内容説明
理想、喪失、そして分断。アメリカはどこへ行こうとしているのか?「偉大なる」実験国家の光と影。NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を完全書籍化。揺れるアメリカ戦後75年の軌跡。
目次
第1部 戦後から60s「理想」から「闘争」へ(理想の50s;闘争の60s)
第2部 70sから90s 「幻想」「葛藤」そして「喪失」へ(幻想の70s;葛藤の80s;喪失の90s)
第3部 2000sから10s 「不信」から「分断」へ(不信の2000s;分断の10s)
「理想」が「分断」に反転する逆説への処方箋
著者等紹介
丸山俊一[マルヤマシュンイチ]
NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。慶應義塾大学経済学部卒業後1987年NHK入局。ディレクターとしてフランス、イタリア、ロシアなどヨーロッパ取材をベースに多くの教養特集を構成、演出。プロデューサーとして「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「ニッポン戦後サブカルチャー史」などの異色エンタメを企画開発、現在も「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズの他、時代の変化を読み解く教養ドキュメントをプロデュースし続ける。東京藝術大学客員教授も兼務、社会哲学を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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