ひらめく！作れる！俳句ドリル

岸本 尚毅/夏井 いつき【著】

祥伝社（2021/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 230p／高さ 19cm
• 商品コード 9784396617592
• NDC分類 911.307
• Cコード C0095

出版社内容情報

内容説明

「俳句のタネが見つからない」「１７音になりません」…３０問で俳句が変わる！！進化した岸本ドリルでステップアップ。

目次

１章　なぜキーワードが大切なのか？（お花を摘むように、言葉探しに出かけましょう；「言葉」という食材の選び方を練習します　ほか）
２章　キーワードから作る（キーワードを探す）
３章　五音と七音の探し方（五音しか思い浮かばないときの発想法；似ている季語　どちらを使う？　ほか）
４章　キーワードを生かすための省略（言葉を消し、情報量を減らす；何を詠むか、詠まないか　ほか）
５章　よくある句から脱出するために　夏井＆キシモト博士が答えます（感動を俳句にするコツは？；「よくある句だね」から脱出するには？　ほか）

著者等紹介

岸本尚毅［キシモトナオキ］
１９６１年、岡山県生まれ。俳人。中学時代から俳句を始め、「渦」「青」「ゆう」「屋根」を経て、現在「天為」「秀」同人。句集『舜』で第１６回俳人協会新人賞、『俳句の力学』で第２３回俳人協会評論新人賞、『高浜虚子俳句の力』で第２６回俳人協会評論賞を受賞。角川俳句賞、星野立子新人賞等の選考委員を務める。「ＮＨＫ俳句」選者（２０１８・２０２１年度）。「岩手日報」「山陽新聞」俳句欄選者

夏井いつき［ナツイイツキ］
１９５７年、愛媛県生まれ。俳人。８年間の中学校国語教諭経験を経て俳人に転身。俳句集団「いつき組」組長。創作執筆に加え、俳句の指導にも力を注ぎ、俳句の授業“句会ライブ”、全国高等学校俳句選手権「俳句甲子園」の創設に関わり、「俳句のタネまき」活動を積極的に行なう。テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・ｗｅｂなどの各メディアで活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト３６５」選者、「朝日新聞」愛媛俳壇選者、「愛媛新聞日曜版」小中学生俳句欄選者。２０１５年より俳都松山大使（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[貧家ピー]

岸本・夏井両先生の対談形式の俳句入門　第2弾。 キーワードの大切さ、五音と七音の探し方、季語の使い分け、何を詠んで何を詠まないか、などドリル形式でわかりやすく解説。

2022/07/31

[ＭＯＴＯ]

たった17音なのに、何も無い所から何かを創るってとても難しい。とりあえず『型』を身につける為、数こなして句を詠んだ気になれる『ドリル』形式が面白かったです。自然と季語も覚えられそう。

2021/11/15

[せっか]

俳句は２グラム。キーワードは、２つ。たくさん読んで、たくさん作って、たくさん捨てる。この捨てるのが難しいよね。

2021/10/09

[みみこ]

これを読んだからといってすいすい作れるようにはもちろんならない。ならなくてもいいし、ならないことがおもしろいと思える。

2021/09/29

[たまゆら]

一句の重さは２グラムで？！軽さが必須だけど、その一句から感じる世界は豊かでって、なかなかに…。とてもわかりやすく俳句のつくり方を語り合ってくれています。とはいうものの、知れば知るほど奥深いですね。

2021/08/25